アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第5話 「懺悔の果て」 あらすじ・ネタバレ


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ジョーは早朝にノリーを見つけ、ドームのそばに連れ出す。ドームの外側の壁にモナーク蝶が大量に停まっていた。

アンジーはまだ地下室にいた。そこにジムがやってくる。アンジーは一晩待たされていたようだ。アンジーはジュニアに監禁されていることを告げるが、その時外から車のクラクションの音が聞こえる。ジムは「少し考えさせてくれ」と言って、彼女を解放しないまま外に出る。

ジムが地上に出ると、レスターが居た。彼は神の声を聞いたといい、神は『モアブ』という地名を訴えてくるのだという。ジムは彼の戯言を無視して家の中に入った。

ジョーとノリーの元にバービーもやってきた。バービーがドームに触れると蝶が飛び去り、そこにいた兵士の姿が見えたそして、そこにバスに乗った町民の関係者がやってくる。どうやら面会日らしい、とノリーが言う。

ジムが家で待っているとジュニアが帰ってきた。ジムはアンジーのことを言おうとするが、ジュニアはドームの外の人々との面会のために人手を集めなければならないと言って準備をする。

町民は続々と面会場所である橋に集まってきた。そこにはバービーの姿もあった。リンダが彼に近づき、バービーに町民をドームのそばに近づかないように手伝って欲しいと立ち入り禁止のテープを渡す。

ドームの外側に1人の男性が現れ、ノリーの名前を書いたボードを掲げる。ノリーが近づくと、彼は自分が父親だと書いた紙を見せる。ノリーは父親は匿名の精子提供者だと聞いているとジョーにつぶやくが、その男性は昔のアリスと一緒に撮った写真もみせるのだった。

その時、レスターが神の声を聞けと演説を打ち始める。それを止めるジム。レスターはジムに逆らい、神の怒りを買わないために、彼がしてきたことを町民に告白しなければ、自分が代わりに言うと脅す。

ノリーの元にアリスとキャロリンがやってくる。ノリーは父親を調べられないと言われていたのは嘘だったのかとアリスに詰め寄るが、アリスは彼女の父親に、父親らしいことは何もしなかったのにカメラが向けられた途端に態度を変えるのかと、届かない怒りの声をぶつける。

ドームの外にジュリアの義理の姉が現れ、彼女にピーターが送った手紙を見せてくれた。その手紙は義理の姉に別れの挨拶を書いたものだった。ジュリアは自分にはそのような手紙もなかったとつぶやいてその場を立ち去る。

バービーは見回りを続ける。ドゥディは手話で外の知人と会話していた。1人の女性が感極まってドームに触れようとしたのを止めたとき、警官の格好をしたジュニアが現れる。その場は自分が仕切るというジュニア。バービーは立ち去った。

面会時間が終わり、ほとんどの人々が橋を離れたあと、バービーは最後まで残っていたドゥディを呼び止める。さっきほどまで手話で話していた彼女に、読唇術もあるかと尋ねると、彼女は少しなら、と答える。

バービーは外の軍人に向かって、自分の持っている部隊章(昔有名な部隊にいたと言う)を見せ、興味を惹かせると。外の軍人に筆談で外で何が起きているのかと質問を伝える。軍人は何か大きな作戦が行われる予定で、自分も良く知らないが、この面会の後は撤退命令が出ていると伝える。

その話を聞いて、バービーはレスターが演説で言っていた『モアブ』が神からの言葉ではなく、軍事用語だと悟る。マザー・オブ・オール・ボムズ(Mother of All Bombs)の略でMOAB。超大型爆弾を指し、それをドームに撃ち込んで破壊しようという作戦で、それが成功すれば町民も死ぬことになるだろうと予想するバービーだった。

バービーはドゥディと共に、ジム、リンダ、ジュリアの元に歩み寄り、事態の緊急性を告げる。彼らはセメント工場に町民を集めるためにその場を離れ、ジュリアはラジオを使ってセメント工場に避難するように伝えるのだった。

ジムはアンジーの足を縛り付けていた鎖を切断し、彼女を解放した。なぜ開放してくれたのかと問うアンジーに、今日で皆死ぬとなれば自由の身で死にたいだろうと答える。

町民が集まり始めたセメント工場で、ジュリアはバービーに、ドゥディから聞いたといって部隊章のことを尋ねた。バービーはイラク戦争の時に、1人の少女を救った英雄と思われた部隊にいたと言う。

しかし、実際は彼女を救うために撃ちあっていたのは味方の部隊で、あとで同士討ちだったことに気づいたのだと言う。今回、国民の味方であるはずの軍から攻撃を受けるのはその報いかもしれない、と懺悔するバービーだった。

ジュニアがシェルターの様子を見に来ると、ジムが家から出てきた。ジムがアンジーを開放したと伝えると、ジムはパトカーに戻り、走り去った。

アンジーが走って自宅に戻り、ジョーを探して家の中を走り回っていると、寝室に拳銃を構えたジュニアがいた。彼はラジオを聞かせ、町の人は皆避難したものの、おそらく死ぬだろうといって、2人で静かにその時を待つことにする。

セメント工場にアリスとキャロリンがやってくる。ノリーの姿が見えないという二人。ジュリアはそれを聞いて、外に出て彼女を探すことにする。

ノリーとジョーは町中を駆け回り、アンジーを探していた。ジョーは自分の姉のためにノリーも危険にあう必要は無いというが、ノリーは自分はジョーの友達だと言って一緒に探すことを誓う。

ジョーとノリーは今から避難しても間に合わないことを悟り、一軒の家のテラスのベンチに腰掛ける。2人がキスを交わすと背後にミサイルが飛んできた。

ドームに衝突するミサイル。しかし、ドームはびくともしなかった。死なずにすんだ喜びと、ミサイルでも破壊できないドームの強固さに、複雑な心情の人々だった。

バービーとジュリアがミサイルの衝突地点までやってくると、外は一面の焼け野原になっており、その衝撃の巨大さが伺えた。

同じく別の場所でドームのそばにきたジム。そこにレスターもやってきた。彼は自分の懺悔のおかげで町が救われたと言う。そして、ジムにも懺悔するように強要する。

しかし、ジムはレスターを壁に押し付け、耳に入れた補聴器がドームの影響で壊れるように仕向け、彼を殺害するのだった。

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