アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第4話 「感染」 あらすじ・ネタバレ


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朝、ジュリアは昨晩バービーのカバンから見つけた地図を持ってラジオ局に向かうと言って家を出る。

リンダはドームの壁際に集まって騒ぎ立てる住民達の制御に追われていた。ドームの向こう側ではなぜか軍が引き揚げていく。ジムもその場にやってきて住民達を説得の手伝いをする。なんとか住民達を解散させたものの、リンダはその場で倒れこんでしまう。

アンジーは先日救急箱から取り出して隠していたハサミを使ってジュニアに襲い掛かったが、力づくで止められ、更に鎖が短くなるように縛りなおされてしまう。泣いて開放を乞うアンジーだったがジュニアは「君が治ったら解放するよ」と出て行ってしまう。

ジュリアが地図のしるしを頼りに着いた場所には、フィルの住むキャンピングカーがあった。そして彼女は一台の車が目に停まった。その車はジュリアの夫、ピーターのものだった。フィルに話を聞こうとするが、フィルは体調が悪いと訴えてその場に座り込んでしまう。

ジョー、ノリー、キャロリン、アリスは病院を訪れていた。アリスはジョーとノリーが発作を起こしたために検査して欲しいと看護師に伝える。しかし、病院は医者不足だったため、アリスは自分で検査をすると言って奥に入っていく。

ジュニアもその病院で先ほどアンジーのハサミを奪ったときの手の怪我を治療してもらっていた。そこにジムとバービーがリンダを運んでくる。更にフィルも担架で運び込まれた。事態の異常に気づく面々だったが、医者の不足は免れようが無かった。

アンジーは地下室の天井に換気口があることに気づき、とっさに開放し、声を上げて助けを求めた。しかし、短く縛られた鎖から必死に伸び上がって掴んだパイプが外れて床に崩れ落ちる。しかもそのパイプは水道管だったため、中から水が溢れ出してしまう。

アリスがジョーたちの検査をしているとジムが彼女を呼びに来た。ジムについて受付に出ると数十人の町民が体調不良を訴えてやってきていた。

ジュリアはバービーに地図を突きつけ、なぜ初めて町にやってきたバービーがフィルを知っていたのかと問い詰める。しかし、バービーははぐらかしてその場を離れようとする。ジュリアもその後を追おうとするが、彼女も体調が悪くなり、アリスに連れて行かれてしまう。

アリスは髄膜炎の可能性を示唆する。体調を崩していない人々は何らかのタイミングで予防接種を受けたようだ。しかし、治療薬となる抗生物質の数が足りないという。ジムは薬局に薬を取りに行くことにするが、患者を外に出すと感染が広がる可能性があることから、ジュニアにライフル銃を預け、彼に病院から人を出さないように指示する。

アリスは地下室の床で目が覚めた。あふれる水によってすでに20cmほど水が溜まっていた。何とかパイプをふさごうとするが、水の勢いは止まらなかった。

ジムとバービーは薬局に侵入したが、すでに店内の薬品は荒らされ、空っぽだった。

ジュリアはジュニアに病院から出たいことを伝える。夫が事件に巻き込まれた可能性があるという事情を話すが、ジュニアはピーターが向かった山小屋にバービーも居たことを伝える。

それを聞いたジュリアはますます外に出たがるが、ジュニアはそれを許さなかった。ジュリアは夫のオフィスに忍び込み、関係者のIDカードを盗み出す。そのIDカードを使って、外に抜けるドアの電子キーを開錠し、忍び出る。

ジムは薬の盗人としてレスターを疑った。レスターの自宅を訪れると、彼は薬を順次燃やしていた。彼は住民の生死を選別する神の計画に従って、薬を抹消していると言う。ジムはレスターを押しのけ、薬を奪い返すのだった。

病院の町民達は今にもジュニアを押しのけて外に出ようとしていた。ジュニアはライフル銃を天井に向けて発砲し、彼らを威嚇して押さえ込む。

ジュニアは町人達を脅すためにその場に居るのではなく、守るためにこの場に居る。それぞれが自制して外に出ないようにしようと言い、出口に銃を置いて病院の奥に姿を消すのだった。

ジュリアは山小屋にやってきていた。人が争った様子の残る建物の中で、彼女は債権の書類を見つける。その書類を見つけたあと、ジュリアは床に倒れこむ。

ジョーとノリーは検査室で2人で待っていた。自分達が倒れたきっかけは手をつないだことだと言うノリー。2人はスマホをビデオカメラ代わりにして撮影し、手をつないでみる。何も怒らないように思えたが、2人はすぐに気を失ってしまう。

ジムとバービーの手によって病院には無事に抗生物質が送り届けられた。バービーはフィルにジュリアの居場所を尋ねるが、フィルは行き先を知らなかった。

フィルはピーターが1ヶ月前に殺し屋を探して欲しいと言ってきたことなどをバービーに話し、金はもう手に入らないだろうと言う。

ジョーとノリーは目を覚まし、動画を確認した。気を失った2人は例によってピンクの星が降ってくるとつぶやいて痙攣するが、途中でジョーは半身を起こし、カメラに向かって口元に人差し指を立て、シーっと静かにするように伝えるジェスチャーを行う。

動画を見た2人は驚いたが、このことは黙っておくようにと言わんばかりのジョージェスチャーに、しばらくは秘密にしておこうと約束する。

バービーが山小屋に着くと、幻覚を見ていたジュリアが「ピーター…」とつぶやく。彼女は無事に助けだされた。

ジュリアは病院のベッドで目を覚まし、そばに居たバービーに話しかける。ピーターが貯金を使い果たし、自宅を抵当に入れていたことが分かったというジュリア。彼女はピーターとバービーの関わりを問う。

バービーは直近はブックメーカー関係の取立て屋をしていることを告白する。しかし、ジュリアはピーターはギャンブルをしないといぶかしむ。バービーは留守番電話を聞かせ、自宅以外の場所に呼び出されたことを証明する。

夫の居場所を尋ねるジュリアだったが、バービーは彼が町の外に逃げたのではないかと答える。

アリス、キャロリン、ノリー、ジョーは病院を後にしようとするが、ジョーが自宅の空き部屋を使わないかと提案する。ありがたく提案を受ける女性たちだった。

キャロリンは荷物をまとめると言って病院の薬の保管庫からインスリンを持ち出そうとする。糖尿病のアリスの手持ちの薬が切れたときに備えようとしたのだった。しかし、それをアリスに見つかり、咎められる。

夜、リンダが警察署で休んでいるとジュニアがやってきた。リンダは今日のジュニアの勇気ある行動に敬意を示し、警察バッジを彼に渡すのだった。

ジムが自宅に戻ると、レスターが居た。彼はもうジムとのビジネスから手を引くと伝えて去っていく。

ジムが自宅の中に入り、酒を飲もうとすると、シンクから助けを求める声が聞こえてきた。何事か分からないままに地下シェルターを確認しに降りるジム。そこは水があふれていた。地下室の扉を開けると、寒さに凍えるアンジーの姿があった。

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