ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン7 第3話 「囚われて」 あらすじ・ネタバレ


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ダリルは裸にされて明りの入らない部屋に捕らえられていた。与えられる食事はパンにドッグフードを挟んだものだった。およそ人間らしくない扱いを受けるダリル。しかし、彼は生き続けることを選んでいた。

 

ドワイトがいつもサンドイッチ(と呼べるのかは疑問だが)を一つだけ持ってやってきては彼に与える。しかし、ある日彼は寒さに震えるダリルに布を渡す。

今度はドワイトはダリルのボウガンを持ってやってきた。そしてダリルを連れ出す。ダリルが身にまとっていた服には、大きくAと書かれていた。ドワイトは、ダリルを診察室のような場所に連れていく。

診察室ではドクターがダリルの傷ついた背中を見て、これなら治せると言ってダリルを返す。診察室を出た後、ニーガンとすれ違ったが、彼はダリルに危害を加えることはなかった。

 

ニーガンはドワイトがダリルの世話を良くしているとほめて、彼に褒美として女を与えると言うが、彼は断る。まだ成果を上げていないというドワイトに、ニーガンが詰め寄るが、その時無線機から声が出る。

持ち逃げが発生したため、後を追うようにほかの者に指示を出せと伝えるニーガン。しかし、ドワイトは自分で後を追った。

 

ダリルに食事を運んできたのはドワイトではなく、太った男だった。その男はダリルの部屋のカギを閉め忘れて出ていく。慎重に外の様子を伺い、部屋の外に抜け出したダリルは、通路を進んでいく。

 

持ち逃げ犯の後を追ってバイクで乗り出したドワイトは、なぜか体を破損した多くのウォーカーが地面でもがく場所に出くわす。道路の真ん中がよどんだ血で汚れているのに気づき、上空を見上げると、立体交差の上からウォーカーが落ちてきた。慌てて飛びのいたドワイトだが、倒れこむと同時に地を這うウォーカーの襲撃を受ける。

 

人を避けて進むダリルだったが、背後から服を掴まれる。振り返ると、そこにいたのは以前ドワイトと共に救った女性だった。彼女は戻れるうちに部屋に戻れとダリルに伝え、特に通報する気配はなかった。

しかし、ダリルは助言を聞かず、外への脱出を試みる。バイク乗り場まで飛び出したところで、ニーガンの仲間たちに囲まれてしまう。その手際の良さから、それが罠だったとわかる。

ダリルを囲んだ男たちの元にニーガンも現れる。彼は「お前は誰だ?」と部下たちに聞いて回ると、全員が「ニーガン」と答えた。それはその場にいる誰もがニーガンの眼になっていることを表していた。

ニーガンはダリルに選択肢を与える。死んでつながれてニーガンの役に立つか、人らしくない扱いを受けてこき使われるか、十分な待遇を受けて王のように生きるかを選べと言うのだ。それに答えないダリル。

ニーガンは彼にルシールと名付けているバットを振りかざすが、彼は全くおびえない。その姿に感激を覚えたニーガンは喜ぶ。満足げに立ち去るニーガン。そして背後ではダリルがリンチに合う。

 

ドワイトはウォーカーを避けるために壊してしまったバイクを引きずりながら歩いていた。しかし、視線の先にウォーカーと組み合ってもがく一人の男を発見する。ドワイトは男に駆け寄り、男を押し倒した。

どうやらその男が持ち逃げ犯だったようだ。ドワイトはケガを負いつつも、彼に銃を向けて歩かせる。しかし、彼はやがて振り向き、もう戻りたくないと言う。銃で撃たれたとしても戻りたくないと。

だが、ドワイトは言うことを聞かないのであれば死んだ身内を掘り出して辱めると言って脅す。男はその言葉に諦めて歩き始める。絶望のためにノロノロと歩く男の背後、ドワイトは彼に情けの銃弾を与えた。

 

ドワイトはダリルをニーガンの部屋へ連れて行った。ニーガンはダリルが自分のために働くと確信していた。

ニーガンはドワイトと自分の関係を話し始める。以前、ドワイトの妻と病気がちな妹を世話するために、ドワイトの妹に自分と結婚するように言ったのだと言う。しかし、ドワイトは女性二人と共に逃げ出すことを選択した。

だが、ドワイトは元に戻ることを選んだ。だが罰としてドワイトを罰しようとしたとき、妻のシェリーがドワイトを殺さらないならニーガンと結婚すると言ったのだと言う。そのため、ドワイトは殺されず、顔を焼かれることになった。(ドワイトの顔の半分はヤケドの肌が覆っている)

ドワイトとの関係と同じく、一度険悪となっても自分の参謀として働くこともできると言うニーガン。そしてダリルに「お前は誰だ」と問うニーガン。ダリルは「ダリルだ」と答えた。

 

再び元の部屋に押し込められるダリル。だがドワイトが部屋を閉じる前に、彼に声をかける。屈した理由は人のためだろう、と言うダリルに、ドワイトは何も言うことができず、扉を閉めてしまう。

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