ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン7 第4話 「独裁者の洗礼」 あらすじ・ネタバレ


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ミショーンは一人ベッドから置きだし、暖炉に隠してあるライフル銃をバッグに詰めて、外に出ていく。しかし、その様子をリックは物陰から見ていた。ミショーンが向かった先には廃車があり、彼女はその屋根の上に立って周囲の様子をうかがうと、銃を構えて座り込んだ。

 

リックたちの町へニーガンが部下を従えてやってきた。一週間の猶予よりも早くやってきたニーガンに動揺するリックたち。

ニーガンが引き連れてきた仲間の中には、奴隷のような恰好をしたダリルの姿もあった。ニーガンはルシールをリックに預けると、町の中へと入っていった。

 

ニーガンはアレクサンドリアの町の豊かさに感嘆し、貢物にも困らなさそうだと満足する。その間、リックがダリルに話しかけようとするが、ニーガンはそれを止めさせる。

そして、ニーガンは部下たちに物資を回収するように命じる。リックは貢物として用意した物があると言うが、ニーガンは持っていくものを決めるのも自分たちだと言って部下たちを町へ展開させる。

 

ドワイトはロジータに、ダリルのバイクを探してくるように命じる。ロジータは場所を知らないと答えたが、彼は許さなかった。

 

ミショーンは屋根の上でウォーカーが姿を現すのを待っていた。一体のウォーカーが現れたところで、ライフル銃で狙撃の練習をする。しかし、普段から刀を使っているミショーンは射撃がからっきしだった。結局白兵戦の距離に至るまで弾を命中させることができず、刀でウォーカーを処理する。

その場を離れようとしたミショーンは、自分の弾が野生の鹿を捉えていたことに気づく。

 

ニーガンは町を物色しつつ、先日殺したグレンの妻であるマギーに会いたいと告げる。怒りにルシールを握りしめるリックだったが、そこにガブリエルが現れ、「墓参りを希望で?」と尋ねる。その質問に、マギーが死んだのかと返すニーガン。

ガブリエルはニーガンを墓場に案内し、リックも悲痛そうな表情を浮かべる。マギーを連れ帰れないことを残念がるニーガンだったが、その時町から銃声が聞こえる。

銃声の主はカールだった。薬をすべて持ち去ろうとする救世主のメンバーに、抵抗したのだった。ニーガンはカールに対し、銃を下さなければまた先日のような目に合うぞと脅す。カールは抵抗が無駄だと悟り、銃を下す。しかし、彼が銃を持っていたため、ニーガンはリックたちの銃器も持ち去ることを考える。

リックは彼らを武器庫に案内する。ニーガンは武器庫にある銃器で全てかと確認するが、リックは自分の知る限り、ここにあるものがすべてだと答える。

 

ロジータとスペンサーはダリルのバイクが隠してある、デニースが殺された場所にやってきた。スペンサーは、今の状況がリックの浅はかな考えによるものだと愚痴を述べつつ、おとなしくダリルのバイクを回収する。しかし、ロジータはその話を聞かずに道の脇に出て行ってしまう。

 

ニーガンの部下たちが銃器を持ち出していると、オリビアが連れ出されてきた。彼女の記録と武器庫の武器の数が異なると言うのだ。ニーガンはこれが由々しき問題だと言い、十分にリックとオリビアを脅したあと、不足している二丁の銃を差し出すように命じる。

リックは皆を集め、銃を持っている者を尋ねる。オリビアの命を守るためにも銃の提供が必要だと訴えるリックだったが、住民の何人かはたかが二丁であると抵抗を示す。状況が膠着状態になったとき、ユージーンがこの場にいない人物がいると言い出す。

 

ロジータは道の脇にいたウォーカーを屠り、彼らが持っていた銃を奪う。しかし、弾は入っていなかった。

 

民家で銃を探すリック。外にはニーガンとオリビアがいる。リックの元にガブリエルがやってきて、彼は楽観的なコメントをする。リックは彼の墓地での機転には感謝しつつ、銃が見つからなければ状況は好転しないと言う。そして再び捜索に戻ると、彼は床下から銃を見つけることができた。

ニーガンに銃を渡すと、彼は民家の主を尋ねてきた。オリビアを危険な目に合わせた張本人を罰したいのだと言う。

 

町を歩いていると、外から戻ってきたミショーンの姿が見えた。リックはニーガンに少し時間をくれと言い、ミショーンの元へ行く。リックは彼女の銃が見つかると誰か死ぬことになると説得して、ミショーンの持っていたライフル銃も受取り、ニーガンに渡す。

ニーガンは次回来るまでに面白いものを用意しておくようにと重ねて言う。リックは再びルシールを握る手に力を込めるが結局何もできなかった。

町を去るニーガンと部下たち。ダリルもトラックの荷台に乗せられ再び町を出て行った。

 

銃を隠していたのはロジータと共にダリルのバイクを捜索に行ったスペンサーだった。オリビアの命を危険にさらしたことを責めるリック。しかし、スペンサーは不満を露わにするだけだった。

 

家に戻って、マットレスを奪われた寝室を整えるリックの元に、ミショーンがやってきた。皆で戦って手に入れた銃器を渡したことを責めるミショーン。しかし、リックは不自由であったとしても、皆が生き残ることを選択したいと、目に涙を浮かべて訴えた。

ミショーンは彼の悲痛な思いを受け止め、分かるように努力すると言った。

 

ミショーンは再び廃車の元へやってきた。すると何かに気づき、車を降りて歩き出す。背中の刀に手をかけたままやってきた場所には、白煙を上げるものがあった。それはニーガンの仲間たちがリックたちから奪ったマットレスの山だった。

根こそぎ奪っていったものの、それは彼らが必要としていないものだった。

 

ロジータはユージーンの家の扉を叩き、彼に弾を作って欲しいと訴えた。

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