ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン5 第10話 「埋められた財産」 あらすじ・ネタバレ


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夜、1人の男の老人が車で出かけようと車のエンジンをかける。ヘッドライトで照らし出された路上には札束があった。それを拾い上げる男。見れば自宅の周りの庭にもたくさんの札束が落ちていた。

男がそれを拾いながら歩いて回っていると、近くの公園にハザードランプが点いた車が停めてあることに気づいた。近くに歩み寄ると、車の中には札束の入ったバッグがあった。

人の気配がして顔を上げると、ジェシーが公園の遊具に腰掛け、所在なさげに天を仰いでいた。

ウォルターはハンクのガレージを出て車に乗り込むと、すぐに洗車場の電話を通してスカイラーに電話をかけた。しかし、従業員は彼女が別の電話に出ているという。そのとき携帯電話で話をしているハンクがガレージから出てきた。ウォルターは状況を悟り、洗車場に向かって車を飛ばした。

ウォルターが洗車場に着いた頃にはスカイラーはその場を離れて、ハンクと待ち合わせ場所のレストランにいた。ハンクは子供達を連れてうちに来るように彼女に伝える。

そしてその場で証言を録音しようとするハンクだったが、スカイラーはその場での証言を躊躇する。ハンクは時間切れになるのはごめんだと言うが、スカイラーには意味が分からない。そこでハンクはウォルターのガンの再発はスカイラーに告げられておらず、そのことが本当かどうか分からなくなったと考える。

ハンクの早急なやり方に対し、弁護士と話す時間が欲しいと答えるスカイラー。ハンクは焦りながらもスカイラーの希望に同意する。

ハンクが店を出ようと立ち上がると、取り乱したスカイラーが「私は逮捕されるの?」と騒ぎ出す。なだめようとするハンクだったが、スカイラーは収まらず駆け出すように店を出ていった。

ソウルのオフィスでジェシーと連絡を取ろうと試みているソウルとウォルター。しかし、彼は電話にでない。ソウルはハンクを始末することをほのめかすが、ウォルターは断固として受け入れなかった。

その時、以前にテッドから小切手を回収しに来た2人組が貸し倉庫からウォルターの現金を回収してきたことを報告する。車ごと金を受け取ったウォルターはソウルを含めた3人に報酬を渡し、車を走らせる。

彼は荒野の一角に穴を掘り、金を埋めようとしているのだった。

スカイラーがウォルターと連絡をとろうと自宅で電話をかけていると、マリーが訪ねてきた。ハンクも同行していたが、マリーだけ家にあげるスカイラー。

マリーはベッドルームでスカイラーにいつから知っていたのかと尋ねる。ハンクが想像していたよりもずっと前から、ハンクが撃たれる前から真実を知っていたと認めるスカイラー。マリーは怒りのあまりスカイラーの頬を殴って部屋を出て行く。

家を出る前にホリーを抱き上げ、連れ出そうとするマリーだったがスカイラーの激しい抵抗にあう。ハンクが家に入ってきて、マリーをたしなめることでその場は何とか収まったが、車に乗ったマリーはハンクに「絶対捕まえて」と言う。

ウォルターは夜中までかかって金を埋め終えた。GPSで座標を確認、暗記し、そのGPSも破壊してしまう。

自宅に帰ったウォルター。スカイラーが気配を感じてベッドルームから出てくる。ウォルターの服の汚れ具合から、金を埋めて隠してきたことを悟る。シャワーを浴びようとしているウォルターに状況を確認しようとするスカイラーだったが、ウォルターはそのまま倒れこんでしまう。

再びウォルターが目覚めるまで4,5時間かかった。目覚めたウォルターにガンの再発が真実かどうか尋ねるスカイラー。ウォルターはこれで幸せかと尋ねることで答えにした。

ウォルターは自首すると告げ、スカイラーには金を隠し通して、子供達に渡して欲しいと頼む。しかし、スカイラーはハンクの口ぶりから、まだ容疑の段階で逮捕するには証拠がなさそうだといい始める。自首すれば金を取り上げられるので、一番いいのはこのまま黙っていることだと彼に言うスカイラーだった。

リディアはメスの製造現場を訪れていた。今の製造責任者は以前にウォルター達からメチルアミンを買い取ろうとした連中だった。

地下の製造工場に降りるリディアたち。工場は埃にまみれ不潔だった。この工場でウォルターたちと同様の品質を保てるとは思えない上、作業員の質も悪いと言うリディア。以前のようにトッドを雇えば74%の精度まで回復できるはずだと言う。

それを断る製造者のリーダーだったが、その時地上から問題が起きたと声がかかる。リディアを残して全員で地上に上がると、銃撃戦が始まった。相手はトッドが率いた部隊で製造者達は全滅した。

翌朝、マリーはハンクにDEAに協力を仰ごうと言うが、ハンクは決定的な証拠がないのでまだだと答える。DEAにウォルターのことを話すとすれば、それは自分の捜査官として最後の日なので、決定的な証拠を見つけて、逮捕の現場に立ち会いたいのだと言う。

しかし、マリーはその前にウォルターが捕まってしまったら、ハンクが知っていてしゃべらなかったとして逮捕されることを恐れていた。

ハンクがDEAに出社すると、ジェシーが金ばら撒き事件で拘束され取調室にいた。

ハンクは彼に聞きたいことがあるといって取調官に一時的に場を譲ってもらい、中に入るのだった。

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