ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン4 第6話 「それぞれの不安」 あらすじ・ネタバレ


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ロス・ポジョスの特製ソースの入ったバケツを運んでいるトラックが荒野で襲われる。積み荷の入っているボックスの中には銃器を構えた二人がいたが、犯人たちは排気ガスがボックスに入るようにパイプをつなぎ、中の二人を中毒死させる。

ハンクの自宅での食事会の翌朝。ウォルターは自宅で二日酔い気味に目を覚ます。スカイラーはウォルターの昨晩の言葉から、ゲイルはウォルターの仲間であろうことを予想し、彼を殺したのは誰かと問い詰める。

彼女は危険が迫っているのなら警察に自首しようと提案するが、ウォルターはいつも通りプライドのせいでその提案を呑めない。それどころか、彼らは自分がいなければ何もできないと虚勢を張り、スカイラーに強い口調で言い返す。

最終的なサインをするべく、洗車場を訪れるウォルター。オーナーは『ボスになるならタフでいろ』と繰り返しウォルターに伝える。今朝スカイラーに『あなたはタフな犯罪者じゃない』と言われたことを思い出し、何も言わないウォルターだった。

夜、マイクとジェシーはレストランで食事をしていた。コーヒーに砂糖を入れ、混ぜるジェシーの手は震えている。メスをやっていない禁断症状のようだ。マイクは自分の皿をジェシーの前に差し出し、腹に入れろと言う。そこでマイクの電話が鳴った。彼は今から向かうと言って金を置いてその場を離れる。

翌朝、ウォルター家の食卓にはスカイラーの姿がなかった。彼女は先ほどフリンの様子を伺うために電話をかけてきたらしい。フリンはウォルターを擁護しようと、彼のギャンブル癖は病気の一種なので、それに対して母が怒るのはおかしいと訴えるが、ウォルターはこれは病気ではなく自分の意思で選んだ行為だと譲らない。

フリンを学校に送る途中、ウォルターは車のディーラーに立ち寄り、息子にマスタングを買い与える。

ウォルターがラボの駐車場に車を停めると、ジェシーもそこで煙草を吸っていた。二人きりで話をしたいというウォルター。

ジェシーはマイクとの作業で特に変わったことはなく、自分がハイにならないようにマイクが子守をしているのではないかと言う。ウォルターは改めて話を聞いて、グスタボが自分への当てつけのためにジェシーを使っていると推理するが、その推理を話すことで逆にジェシーの怒りを買ってしまうのだった。

調理の作業後、ラボの電話が鳴り、ジェシーはすぐにマイクの手伝いに出掛けてしまう。ラボの掃除を一人でやる羽目になったウォルターは地上のクリーニング工場の作業員に金を配り、ラボの中の掃除を手伝わせる。

そのころスカイラーは4つの州が交差する場所にいた。その州境でコインを落とし、行先を選ぼうとしているようだ。二度投げたコインはどちらもコロラド州のエリアに落ちるが、結局自らの足で今いるニューメキシコ州のエリアにコインを手繰り寄せる。

マイクはジェシーを乗せたまま民家の前に車を停める。そこにいる売人がブツを持っているので彼らが家を出てくるまで見張り、事情を聴こうというのだ。

退屈な張り込みを避けたいジェシーは自ら民家のドアを叩き、売人をおびき出そうとするが、玄関に出てきた薬物中毒の売人はよそ者には売らないと言ってドアを閉めてしまう。

車に戻ったジェシーはトランクを開け、マイクのシャベルを取り出す。そしてそのシャベルで民家の庭に穴を掘り始める。先ほどの玄関の男が様子を見るために外に出てきたので、ジェシーが穴掘りを代わって欲しいと伝えると、穴掘りに興味を持った売人は夢中になって穴を掘り始める。

民家に入ったジェシーはショットガンを持ったもう一人の薬物中毒の売人と鉢合わせるが、マイクが外で物音を立てたことで彼の気が逸れ、その隙に頭を殴って気絶させる。

ウォルターが掃除の手伝いをさせた女性たちと地上のクリーニング屋に戻ると、新しい手下(タイラス)が女性たちをバスに乗せてホンジュラスに帰らせると言う。彼女らに責はなく、自分が罰を受けると言うウォルターだったが、これが罰だと告げられる。

マイクとジェシーがレストランで食事をしていると、グスタボが店にやってきた。ジェシーに外に出るように言うマイク。

マイクは今回の売人が持っていたブツは、例のポジョスのトラック襲撃により出回っているものだったと報告する。特性ソースの中に忍び込ませて輸送しているものだった。民家で見つけたバケツにはそれをほのめかすメッセージがあったことから、反撃のための人手が必要だと相談するが、グスタボはまだその時ではないと言い、会合を開くと答える。

グスタボが外に出るとジェシーがいた。なぜ自分を使うのか尋ねるジェシーに、グスタボは私は人を見る目がある、と答える。

スカイラーは自宅前に停めてあるマスタングを見て驚く。自宅に入ると食事を終えたフリンが近所をドライブしに出かけた。

ウォルターは先日のことをスカイラーに謝罪するが、彼女にとって彼の行動はすべて家族を危険に晒すものばかりだった。高級車を息子に買い与えたことで周りの目や国税庁の目に留まりやすくなると言い、明日車を返すように言うスカイラー。

ウォルターは息子が悲しむし、そんな息子はスカイラーを責めるだろうと反論するが、スカイラーは自分が泥をかぶってでも本当に家族を守ると宣言する。ウォルターは自分の浅はかな決断のために家族に危険が及ぶことについて何も言い返せなかった。

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