ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン7 第16話 「遺志を継ぐ者たち」 あらすじ・ネタバレ


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サシャは暗闇の中でイヤホンをつけ、音楽を聴いていた。そしてエイブラハムが生きていたときのことを思い出す。

エイブラハムは出産を控えたマギーを、医者のいるヒルトップに連れていくために町を離れると言った。

 


 

独房の扉が開けられる。ニーガンが食事を持って入ってきたのだった。目覚めたサシャ。ニーガンは今日が重要な日になると言って食事を差し出した。

 

ドワイトを信じられないリックたちだったが、彼は自分がしてきたことはある人のためだったと話し始める。しかし、その女性はもう出て行ってしまい、すべてを終わらせたいのだと言う。

それを聞いて、突き付けていたナイフを下すダリル。ドワイトは、明日にもニーガンがトラック3台でやってくるので、それを足止めしてニーガンを殺せと提案した。そして、それがなされれば、自分が各基地に異常なしと報告するので、基地を一か所ずつつぶしていけば良いと言った。

 


 

再び、サシャは暗闇の中でイヤホン越しに音楽を聴いている。そしてまたエイブラハムとのことを思い出す。

サシャはエイブラハムに夢を見たと告げる。あなたが死ぬ夢だと。

 


 

ニーガンはサシャに作戦の概要を話し、彼女の登場シーンでどうあるべきか伝える。その中で3人は殺さなければならないと言うニーガン。サシャは誰も殺す必要はないと抵抗する。

それを受けて、ニーガンは1人に減らすと言った。それを受け、サシャは「死ななければいけないのは1人だけよね」と確認した。ニーガンはサシャに甘くしてしまうなどと言いながら独房を出ていく。

 

ジーザスとイーニッドはヒルトップでマギーと話をする。マギーはグレゴリーが消えてしまったことを告げ、彼によって秘密が漏れたのなら、ヒルトップも加勢して戦うしかないと言った。

 

キャロルは王国の部隊を率いていた。以前にカートで道をふさがれていた場所にやってくると、この日も同じようにふさがれていた。周囲に警戒を払っていると、モーガンが現れた。モーガンが道をふさいだらしい。

彼の手には先のとがった棒があった。キャロルはその棒についている血痕が救世主のものではないことを確認した。そのとき、エゼキエル王が後ろからやってきて、モーガンに部隊に合流するようにと告げる。

モーガンは無言のまま、進み始めるエゼキエル王に従った。

 

ジェイディスのグループのメンバーが、数台の清掃車と自転車でアレクサンドリアにやってきた。ジェイディスは町の様子を見て、守るべき場所だと納得する。

ロジータ、ダリル、アーロンは爆弾を爆発させる装置を次々に組み立てて準備していた。

 

そのころ、ニーガンたちは道をふさいでいる木々を取り除いていた。足止めを喰っている間に、ユージーンは考えがまとまったと言ってニーガンに進言を行う。まずは自分が彼らを説得してみたいと言うのだ。ニーガンはそれを受けてニヤリと笑った。

 


 

サシャは音楽を聴いている。やや息苦しそうで額に汗を浮かべている。そして、これからどうなるか結末は見えている、と独り言を言った。

それはエイブラハムの言葉だった。サシャは今回は嫌な予感がすると言ってエイブラハムを止めようとする。そして、夢の内容はビーチで潜ったエイブラハムがいつまで経っても戻ってこないという内容で、探しに出た自分もおぼれてしまうというものだった。

彼女を安心させようと言葉をかけるエイブラハムだったが、サシャは頑なに彼の外出を嫌がった。

 


 

アレクサンドリアにニーガンの車列がやってくる。しかし、先頭の車両にはユージーンが拡声器を持って立っており、リックたちの企みをすべて話してあると主張しながらの接近だった。

見張り台から上半身を出して、ニーガンの居場所を尋ねるリックだったが、ユージーンは「自分がニーガンだ」と答える。

リックは諦め、ロジータに爆弾のスイッチを押すように合図を出して爆風を避けるために壁の内側に座り込んで隠れる。即座に応えてスイッチを押したロジータだったが、爆発は起こらなかった。

立ち上がろうとしたリックだったが、ジェイディスに銃を向けられる。同時にほかのジェイディスのメンバーもアレクサンドリアの住人に銃を向ける。

契約しただろうと言うリックだったが、ジェイディスは後から現れた者たちのほうが良い条件だったとだけ言った。

 

ニーガンが車から降りて、悠々とリックに説教する。そして、ドワイトとサイモンに指示を出し、トラックから棺桶を取り出させる。彼らはその棺桶を立てて置いた。

その中にはサシャが生きたまま閉じ込められていること、銃はすべて頂戴すること、すべてをもらうことを宣言した。

リックはサシャの姿を見せろと言う。ニーガンは了承し、棺桶の中では自分たちの会話が聞こえないのだと言って、扉をルシールでノックした。

 


 

現実だと思っていた。サシャは暗闇の中でつぶやいた。それは過去にエイブラハムに向けて言った言葉だった。

エイブラハムはそれでも彼女を諭し、マギーを送っていくと言う。やがてサシャは彼の優しさが説得を受け入れるものではないと分かっていたと言い、あきらめて笑顔で外に出ていく。

 


 

 ユージーンは基地の出発前に、サシャにポータブルオーディオを渡した。誰かと会話することもできない彼女がさみしくないようにと言った。

サシャは自ら棺桶に入り、ユージーンから受け取ったオーディオを聞き始める。そして、車が動き出すと、すぐに毒薬を口に含んでペットボトルの水で流しこんだ。

 


 

ニーガンが棺桶の扉を開けると、 中から現れたのはウォーカー化したサシャだった。ニーガンは突然のことに対応ができず、サシャに押し倒される形でトラックの荷台から地面に落ちてしまう。

その隙をついて、カールがジェイディスの部下の足を撃ち抜く。ほかのアレクサンドリアのメンバーも弾かれたように戦闘を始める。

リックだけはジェイディスに銃を向けられ、身動きが取れないでいた。

 

ニーガンは仲間の一人にサシャを引きはがされることで助かり、サイモンと共に物陰に潜む。ニーガンを助けた仲間はサシャに顔をかまれた。

 

ジェイディスはリックのわき腹を撃ち、彼を見張り台から下に蹴落とした。

 

リックはジェイディスによって町の中央に導かれる。道の途中には少なくない町の住人の死体が横たわっており、やがて連れていかれた場所にはカールが跪かされていた。

リックもカールの隣に跪かされる。

 

ミショーンも町の中のテラスで戦っていたが不利な状況だった。やがてテラスの外に上半身を押し込まれる。

 

リックの耳に悲鳴が飛び込んできた。同時に何者かが建物から落ちる様子が目に入る。リックはその場所がミショーンのいた場所だと悟り、地面に視線を落とす。

ニーガンは目ざとくそれを見つけ、リックが大事な人を失ったようだと話しかける。そしてさらにカールを殺すと宣言する。

それを受けてもなお、リックはニーガンに悪態をついた。いつか必ずお前を殺すと。

ニーガンは立ち上がり、カールの頭上に向けてバットを振り上げる。そのとき、至近の部下が虎に襲われる。呆気にとられる間もなく、王国軍がやってきたため、ニーガンの部隊は後退を余儀なくされる。さらにマギーが率いるヒルトップ部隊も現れ、形勢は一気に逆転した。リックも近くにあった銃を拾い上げ、戦闘に加わる。

 

ジェイディスは早々に撤退の指示を出し、煙幕を焚いて壁を越えて脱出していった。やがてニーガンたちも車で撤退していく。

ダリルたちは追撃を加えようとするが、敵の殿の抵抗に会い、断念せざるを得なかった。

 

リックとカールが先ほど人の落ちた場所に駆け寄ると、そこにあったのはジェイディスの部下の遺体だった。リックたちは階上に駆け上がり、傷だらけのミショーンと再会する。

 

ニーガンは基地に戻り、部下を集めると、戦争だと宣言した。

 

アレクサンドリアの住人たちは、町の外を見回り、サシャのウォーカーを探した。マギーとジーザスが彼女を見つけ、マギーは自ら彼女を葬った。

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