ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン7 第12話 「覚悟」 あらすじ・ネタバレ


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リックとミショーンは森の中の一軒家に忍び込み、夜を明かした。その後も様々な建物を訪れ、ウォーカーを退けながら物資を集めて回る。あと二日は物資を集めて回ろうというリック。ミショーンは一度帰ってからでもいいのではないかというが、最終的には彼に同意した。

 

ミショーンは休憩中の森の中で鹿を見つけ、銃を持ってリックと共にそれを追う。その時、彼らの目に止まったのは何かしらの施設だった。

施設に近づき、フェンスを叩くと一体のウォーカーが歩み寄ってきた。軍服らしきものを着ているウォーカーのその背中にはライフル銃が背負われており、リックはそんな銃が欲しかったのだとつぶやく。

 

ロジータも別の場所で銃を探して歩いていた。廃屋の玄関先に銃が落ちているのを見つけて近づいたが、それはただの水鉄砲だった。

 

リックたちが付近を捜索していると、多数の民間人と軍人のウォーカーがさまよう移動型の遊園地が見えた。欲しいものが大量にあるその場所に二人は顔をほころばせた。

 

ロジータは町に戻り、ガブリエルに自分のふがいなさへの怒りをぶつける。だがガブリエルは冷静に彼女の怒りを受け止め、まだやれるべきことがあると彼女を諭す。

 

リックたちが見つけた建物中には多量の食糧や水もあった。夜はゆっくりと二人で食事をし、今後のことを話し合う。ニーガンを退けた後のコミュニティーのリーダーはリックだけしかいないと言うミショーンに、それは違うというリック。そして、ミショーンと共に導くのであればいい、と条件を付ける。

 

タラはジュディスの子守りをしていた。彼女は依然であった女性だけの村に銃があることを話すべきか迷っているということを幼い子供に伝えた。村のことを話せば二つのグループが争い合いになるのを恐れているのだという。

 

翌朝、リックとミショーンは軍人ウォーカーを排除しながら、徐々にテリトリーを広げる作戦に出た。

ところどころフェンスで囲まれているため、その出入り口にあたる部分を車でふさごうとしたリックとミショーン。リックがハンドルを握り、ミショーンが車を押していたが、ある軍人ウォーカーが寄ってくる際に銃が障害物に引っかかり、暴発し始めた。

あわてて車のトランクに逃げ込むミショーン。そして、リックは車のブレーキが利かないことを悟る。車は予定していた位置よりも奥へと進んでしまい、すぐにウォーカーに囲まれてしまう。

二人は車の天窓から外に脱出し、運よく近くにあった腰の高さの柵の中に飛び降りる。少しの間、柵の中から外のウォーカーを排除していたが、柵が壊れたために後退を余儀なくされる。

二人は二手に分かれて分散することで、柵を壊されないようにし、別の位置で戦い始める。戦いなれた二人にとって、柵の中という安全地帯から外のウォーカーを倒すのは手軽な作業だった。

そのとき、リックの目に鹿の姿が止まる。リックは観覧車に登って鹿を仕留めようとするが、ウォーカーたちが鹿の周りに集まり始めたため、あきらめ、銃を降ろす。しかし、そのとき、観覧車の支柱が壊れ、リックは柵の外の地上に落ちてしまう。

鹿に寄って来ていたウォーカーは痛みにもがくリックに集まり始めた。ミショーンもその様子に気づき、自分の周りのウォーカーを排除してすぐに駆け出した。しばらくは銃で応戦していたリックだったが、やがて弾切れを起こす。

ミショーンがリックのいた場所に駆け寄ると、ウォーカー数体が地に膝をついて何かをむさぼっていた。絶望に刀を落とすミショーン。その気配に気づいたウォーカー数体がミショーンに近寄ってくる。

後ずさりしかできない彼女だったが、ウォーカーたちがたむろしていた少し後方の箱からリックが飛び出し、刀を彼女に放り投げる。刀を受け取ったミショーンとリックはウォーカーたちを排除し、抱き合う。ウォーカーたちがたむろしていたのは鹿の死骸だった。

その後、二人は遊園地に落ちている大量の銃器を荷台に乗せて運び出るのだった。

 

帰りの道中、車の中で二人は無言だった。リックは車を森の中に停め、戦いまであと数日あると思っていたことや、グレンが殺された辛さを感じていると話し出す。今の世の中はそういう状況であるし、あきらめられるものだと。

しかし、悲しみは消えていないと漏らす。そして、未来のためにニーガンと戦うのだというリック。同時に、自分が死ぬようなことがあれば、ミショーンに彼らを導いて欲しいという。

 

リックたちはジェイディスのもとに63丁の銃を届けたが、彼女はまだ足りないという。倍は必要だという彼女に、さらに銃を手に入れるために10丁預かる交渉をするリック。ジェイディスは5丁までだと言いつつ、頑強に突っぱねるリックが20丁だと言いなおすと、それに応じた。何を考えているのかよくわからない女性だった。

 

町に戻り、リックはタラの元を訪れる。ロジータが監視をさぼっていたので居場所を知らないかと問うリック。タラはたぶん銃を探しに行ったのではないかと答える。一方タラもリックに合いに行こうとしていたと言う。彼女は話があると言った。

 

ロジータはヒルトップを訪れていた。そしてサシャと会い、彼女にライフル銃を渡した。二人は片道切符でニーガンの拠点を襲う覚悟を決めた。

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