ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン5 第12話 「居住審査」 あらすじ・ネタバレ


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ついにアレクサンドリアの中に招き入れられるリックたち。門を開けたニコラスという男に武器を置いていくように言われるが、まだ住むと決めたわけではないのでそれを断るリックたち。

アーロンからディアナという女性に話を聞くようにと言われると、リックたちは町の奥へと歩いて行った。

ディアナの住む家はおよそ世界が崩壊しているとは思えないほど整っていた。ディアナはこれからの会話をビデオに録画したいと申し出て、リックはそれに応じる。

ディアナによれば、アレクサンドリアはエコを重視した『持続可能性な都市』という名目で世界崩壊以前に開発された町だと言う。

リックは壁の外の人間を受け入れているディアナに、身を守るために門を閉ざすべきだと忠告する。しかし、ディアナはすでに町のことを気遣ってくれているリックを好意的に受け入れると約束する。

町の住人の生活を守るために留まってほしいと言うディアナ。リックは彼女たちと共に暮らすことを選択する。

ディアナとの話のあと、グループの銃器をすべて管理者の女性に預けた。アーロンはリックたちに2棟の家を分け与え、好きに使って良いと言う。屋内は十分に整えられ、蛇口をひねれば水が出た。

シャワーを浴び、顔の半分を覆っていたひげをそったリック。そこにドアをたたく音が聞こえる。尋ねてきたのはジェシーと名乗る女性だった。彼女はディアナに頼まれて日用品を運んできてくれたのだった。

ジェシーは元スタイリストだと言い、ひげと同様に伸び放題だったリックの髪を切ることを申し出てくれる。髪が整い、ひげの無いリックは以前の人間らしさを取り戻したようだった。

ディアナたちの好意を感じながらも、慎重を期すリックたちは、その夜は1棟の家に全員集まって寝泊りすることにした。そこにディアナが訪ねて来て、リックたちの結束の固さに感心する。

彼女はリックたち一人ひとりにも仕事を与えると言い。まだ考えている途中の者もいるが、リックやミショーンにやってもらう仕事はもう決まっているのだと言った。

ディアナはリックたちのメンバー一人ひとりと面談をし、それぞれの希望などを聞きながら役割を与えているようだった。

カールはジェシーに招かれ、同じ年頃の息子であるロンに、さらにマイキーという男の子と、イーニッドという女の子を紹介してもらう。同じ年頃の仲間と遊ぶことに戸惑うカールだったが、遠慮がちに親交を深めることを選ぶ。

リックは仲間たちが町の住人に心を開いているものの不安が残っていた。夜中も起きて外を見ていたが、落ち着かず町を散歩する。一軒の家の前にくると、一人の男が声をかけてくる。「君は妻が髪を切ったと言うリックか?」と尋ねる男。そうだと答えると、男はそれに続いて「ようこそアレキサンドリアへ」とだけ言った。

カールが家で過ごしていると、イーニッドがリュックを背負って街を歩いていた。彼女は金属製の棒を壁の支柱の穴に刺し、それを足場にして壁を乗り越えていく。

カールもイーニッドを追って外に出るが、森の中で突然イーニッドが走り出し、見失ってしまう。

グレン、タラ、ノアが歩いていると、町の調達係のエイデンと先日門を開けてくれたニコラスに出会う。エイデンは三人を調達の仕事に誘う。

リックは町の外に出て、アレクサンドリアに入る前にごみの中に隠した銃を回収しようとした。しかし、銃を入れたポットの中に、それはなかった。リックは疑問を覚えたがそれを解決する暇もなくウォーカーが近寄ってくる。

ナイフを構えたところに偶然カールが現れ、2人で難なく数体のウォーカーに対処する。

調達に出た5人。エイデンは自分が隊長なので命令に従うようにと言う。そして、以前仲間を殺したウォーカーを木につるしているので、その様子を見に行くのだと言った。驚くグレンたち。

しかし、木につるされていたウォーカーは姿を消していた。鎖では腐敗した肉体をとどめることができないのだ。だが、気の収まらないエイデン達はグレンが止めるのも聞かず、わざわざ口笛を吹いてウォーカーを呼び寄せる。

やがて一体のウォーカーが現れ、再びそれを捕らえようとするエイデンとニコラス。それにとどめを刺そうとナイフを構えるグレンたちを制止し、もみ合いを始める。やがて振り払ったウォーカーがタラの方へ倒れかかり、今度はタラを襲おうとする。

グレンはすぐさまナイフを突き立てタラを救うが、エイデンとニコラスはそれに怒る。町に戻った彼らだったが、エイデンは自分の言うことを聞かないグレンの胸を突く。ついには殴りかかろうとするものの、グレンはそれを避け、逆に殴り返す。

同時にそばで様子を見ていたダリルがニコラスを取り押さえる。やがてディアナもその場に現れ、町の外から帰ってきたリックと共に仲裁をする。

ディアナの指示でその場を離れる住民たち。エイデンとニコラスは部屋に来るようにと指示される。

そして彼女はリックとミショーンに警官になってほしいと願い出る。二人はそれを受け入れた。

最後にディアナはグレンに礼を言う。意味が分からないグレンに「息子(エイデン)を殴ってくれてありがとう」と言い直した。

夜、保安官の服装に着替えたリック。家のデッキに出て、そこにいたダリルとキャロルと話をする。リックは、自分たちが定住すると弱くなると考えるキャロルの考えを否定し、この町の主導権を自分たちが握ろうとささやく。

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