ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン8 第3話 「歪んだ正義」 あらすじ・ネタバレ


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エゼキエルの部隊は森の中で包囲されてしまう。両手を挙げて降参の意思を示すエゼキエルだったが、包囲網の外側から救世主たちに掃射を浴びせる部隊がいた。救世主のトランシーバーでの交信をあらかじめ聞いていたため、キャロルたちが別動隊として動いていたのだった。一瞬にして救世主の部隊は全員が倒れた。

リックはモラレスと向かい合っていた。モラレスはリック、マギー、エゼキエルはできる限り生かして捕らえろという指示を受けていると言った。

外での銃撃戦は終わる様子を見せなかったが、救世主の部隊が後退を始めた。モラレスがそのように指示を出したようだった。アレキサンドリアの部隊は突入を始める。

アーロンはエリックを戦場から離れた場所に連れていき休ませた。エリックの傷は深く、助かりそうになかった。エリックはアーロンを励まし、戦場に戻るように言った。

 

ジーザス、モーガン、タラたちの部隊は捕縛した救世主たちをヒルトップまで連行していた。マギーなら彼らをどのように処分するか分かるはずだと信じていた。

 

モラレスは昔の仲間であったグレンが、ニーガンによって頭を潰されたと聞いて動揺する。しかし、リックたちと別れた後に救世主に拾われたことを恩義に思っており、今はニーガンの一味であると改めて口にする。

そのとき、背後からダリルが忍び寄り、モラレスをボーガンで射殺する。リックは直前に気づいて止めようとしたが手遅れだった。ダリルは自分が撃った人物が誰だったか分かっていたが、リックを守るためなら誰だって関係ないと言った。

モラレスが下の部隊を呼んだことを知っているリックは、部隊が上がってくることを伝えて、すぐにその場を離れようとしたが、直後に部隊の到着を示す物音が鳴り響いた。

 

モーガンたちの部隊が突然多数のウォーカーに襲われた。混乱に乗じて縄でつながれた10人ほどの捕虜が逃げ出す。捕虜たちは当然素早く逃げることが出来ず、それを追ったモーガンに皆殺しにされそうになる。ジーザスがそれを止めるが、モーガンは説得を聞いている間に彼に対しても憎しみを覚え、棒術で殴り掛かる。

 

リックとダリルは銃撃戦になりながらも、膠着状態にあった。やがてダリルが弾切れとなったため、リックは機転を利かせて消火器を撃つ。消火器の煙に紛れて二人は合流し、救世主のメンバーを打撃で片づけると銃を奪った。そのとき、アーロンの声が聞こえ、仲間の部隊が到着したことに安心する。

 

ジーザスとモーガンは格闘を続けていた。体術はジーザスの方が一枚上手だったが、モーガンは執拗に彼を攻撃する。最後には棒を奪われ、完全な敗北となるが、ジーザスは彼に棒を返す。

モーガンはそこでやっと我に返ったように動きを止める。そして、「私は正しくない」とつぶやくと、もう仲間にはいられないと言ってその場を離れていく。タラは彼に「正しい」と声をかけるが、その言葉も彼の足を止めることはなかった。

 

イーニッドがヒルトップの外を見張っていると『彼』が返ってきた。グレゴリーだった。性懲りもなくグレゴリーはヒルトップの門を叩き、中に入れてくれと懇願する。ほんの僅かだけ門を開けたマギーは彼の裏切り行為を責める。

だが、怯えて過ちを犯しただけだと主張し、謝罪するグレゴリーを町の中に入れるマギー。そこに続いて別の一団が到着する。ジーザス達が捕虜を連れ帰ったのだった。

グレゴリーは彼らを町に入れることを反対するが、マギーに一喝されてその場を立ち去る。多くを奪った彼らを町に入れることに躊躇するマギーだったが、投降した彼らを殺すこともできず、逃がすこともできない。選べる道は一つのように思えた。

 

リックたちは銃撃戦の跡地で死体をむさぼるウォーカーたちを処分していった。アーロンがエリックと離れた大きな樹の下にやってくると、エリックの姿はなかった。遠くを見やると、ウォーカーと化したエリックが湖に向かって歩いていた。悲しむアーロンを仲間が抱きかかえ、彼を連れていく。

リックは建物の中から赤ん坊を連れて出てくると、その子を誰かに連れて行ってもらいたいと頼む。エリックが名乗りを上げると、その子の名前はグレイシーだと伝えて預ける。

リックとダリルが出発しようとしたところで銃撃を受ける。素早く身を隠したリックたちは相手が一人であることを見抜いて取引を持ち掛ける。武器庫に見つからなかったマシンガンがどこにあるのか答えれば車を与えるので好きに走り去ってよいという内容だった。

男は両手を上げ木陰から出てくると、銃は西のギャビンのところに運ばれたと告げる。続く質問がないことから、取引が終わったと考えた男が立ち去ろうとしたとき、ダリルが無言で男を射殺した。

 

ギャビンの担当はエゼキエルたちだった。そのころ彼らは完全勝利を収めたと喜んでいた。広場に展開していた部隊だったが、物音がして見上げると、倉庫らしき建物の高いところにある窓からマシンガンが覗いていた。

伏せろの号令と同時にマシンガンが火を噴く。エゼキエルの近くにいた男たちは王を守るために身を挺して彼をかばった。

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