ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン4 第9話 「そして、独りに」 あらすじ・ネタバレ


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刑務所は煙に包まれ、ウォーカーが徘徊する場所と化していた。頭部を撃ちぬかれたガバナーの遺体も横たわっていた。そこに、ガバナーのキャンプから抜け出してきたミショーンが現れ、その異常事態を目にする。近づくウォーカーたちの首を次々に落としていく。

彼女はいつかのように、再び二体のウォーカーの両腕と下あごを落とした上で紐でつなぎ、ペット化した。そして刑務所から離れた。

リックとカールは行動を共にしていたが、ガバナーとの戦いで満身創痍となり、ヨロヨロと歩くリックを気にしていないかのように、カールはスタスタと歩く。

やがて一軒のダイナーにたどり着くと、二人で中の探索を始める。中には一体の弱ったウォーカーがいたため、リックが白人戦で葬ろうとするが、万全でない彼は手こずってしまう。見かねたカールは、リックの制止を無視して至近距離からウォーカーを射撃する。

その後食料を物色する父と息子だったが、息子は父に対して異常に競争心を燃やしているようだった。

やがて親子は一軒家を寝床と見定めて、中の安全を確かめる。そこでも何かにイラついているかのように、父の指示に従わないカール。夜になって家の入口を封鎖し、安全を確保した後もその険悪な状態は続いた。


ショーンの過去の思い出と思われるシーン。きれいな住宅のキッチンで彼女は男性二人と話をしている。会話の内容からすでに世の中は危険に満ち溢れている状態らしい。

ショーンは当然のようにキッチンの包丁立てに刀を立てる。そして、走り寄ってきた男の子を抱え上げる。二人と円満に話をしていたが、ふと顔を上げると、その二人は両腕を落とされて物も言わずにミショーンを見つめていた。

錯乱するミショーンだったが、悲鳴の延長には車の中での目覚めが待っていた。


翌朝、カールが目覚めると、リックはまだ起きていなかった。朝食を済ませ、ゆっくりマンガを読んだ後もリックは目覚めない。リックを揺り動かして起こそうとするカールだったが、どんなに揺らしても、大声で呼びかけても目覚めないリック。

その声を聞きつけたのか、玄関のドアが何者かに揺り動かされ始める。裏口から外の様子を見に出たカールは、玄関に二体のウォーカーがとりついていることを確認する。ウォーカーに声をかけ、引き付けるように歩くカール。

やがて家からそれなりの距離を取ったところで、別の一体が背後に現れ、あわや餌食となるところだったが、手に持っていた銃でその場をしのぐことに成功する。

ショーンはペットウォーカーを連れて森の中を歩いていた。周囲に数体のウォーカーがいたが、ペットを連れている彼女には無関心だった。やがて数体が数十体になり、群れとなる。群れはどこへ向かうでもなく同じ方向を目指して歩いていた。

家に戻ったカールは目を覚まさないリックに声をかけていた。リックがこれまで誰も守れなかったと責めるカール。父がしばらく戦う意思をなくしたことが原因だと声を荒げる。

そして彼は昨日収集した物資をすべて袋からその場に放り出し、その袋だけ持って街の中を歩き始めた。

独りで街の中を探索するカールは、別の一軒家のキッチンで大量の缶詰を見つける。その建物の二階に上がり捜索を続けていると、部屋の中からウォーカーが現れた。動揺して銃撃を外してしまったカールは再びピンチに陥る。

だが、靴を片方犠牲にすることで、ウォーカーを部屋に閉じ込めることに成功し、彼は勝利に酔いしれて、大きな缶に入った甘いものを根こそぎ食べるのだった。

ショーンのいる群れは彼女に興味を示していなかった。しかし、彼女はどうしてもひたひたと歩くウォーカーを無視できなくなってしまう。ついそのウォーカーの頭をたたき割ってしまうミショーン

するとほかのウォーカーは彼女が敵であるとみなして距離を詰めてきた。ミショーンは次々にウォーカーの首をはね、群れをすべて葬り去ったあと、ペットウォーカーの首まで刎ねてしまう。

夜、カールが元の家で休んでいると、リックが痙攣をする。とっさに父が転化したと考えたカールは飛びずさる。唸り声をあげながら床を這うリック。やがてカールの足首を掴むが、カールは父を撃てなかった。

死を覚悟するカールだったが、その時リックがカールの名を呼んだ。カールは安心すると同時に「怖いよ…」と本音と涙をこぼすのだった。

ショーンはやがてリックとカールが訪れたダイナーにたどり着いた。そこで思い出と決別するように意を決した彼女は、再び歩き出した。

父と子は改めて向き合った。父は息子が一人前になったと認め、これまでの態度を謝罪する。

ショーンはある街までやってくると、道路に大きな空き缶が転がっているのを見つける。刀に手をかけ、ある民家の外から人の気配を探るミショーン。彼女が民家の中に見つけたのは、和解したばかりの父と息子だった。

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