ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン3 第7話 「隣り合わせの恐怖」 あらすじ・ネタバレ


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捕らわれの身のグレンはメルルに尋問を受ける。マギーの安否を脅しの材料に、リックたちの居場所を尋ねるメルル。口が堅いグレンに業を煮やしたメルルは、やがて暴力に訴えかけ始める。

刑務所の外の女、ミショーンが生きた人間であることに気付き始めたウォーカーたちは彼女を襲い始める。メルルとの戦闘で傷ついていたミショーンは数体のウォーカーを切ったところで気を失ってしまう。

倒れたミショーンに襲い掛かるウォーカーを撃つカール。リックに柵の鍵を渡し一緒に外に出て付近のウォーカーを狙撃する。カールは物資の入った買い物かごを回収し、リックはミショーンが噛まれたわけではないことを確認して、敷地の中に戻る。

独房棟にミショーンを運び、話を聞こうとしたところでダリルがリックを呼ぶ。いったんミショーンを檻に閉じ込め、ダリルについて行くと、救い出されたキャロルがいた。再会を喜ぶ仲間たち。ミショーンはその姿を寂しそうに見守った。

リックはミショーンの檻に戻り、なぜ粉ミルクを持ってこの場所に来たのかと尋ねる。ミショーンはアジア系の男が女とこの場所の話をした後に自分を撃った男に連れ去られたと告げる。そしてその行先はウッドベリー、統治者はカルト教祖のようなガバナーだと話す。

グレンはメルルの暴力にも耐え、いずれリックたちが助けに来てくれると言う。それを疑うメルル。彼をけん制するために、グレンはすでに命を落とした仲間の名前も挙げ、大勢でやって来ると言うが、挙げた中にアンドレアの名前があったことで、メルルはそれがブラフだと気づく。

ショーンの言葉を信じ、救出部隊を組むリックたち。リック、ダリル、囚人のオスカー、脚を治療したミショーンの四人でウッドベリーへ向かう。出発前にカールと話をし、娘の名前をジュディスと決めた後、リック達は出発した。

アンドレアはガバナーに連れられて一軒の家にやってきた。そこには寝たきりの男性(コールマン)とミルトンがいた。ガバナーはミルトンが説明すると言って、アンドレアを残し、その場を離れる。

ミルトンはコールマンに催眠術をかけるかのように話し始める。寝たきりの老人は言葉を通して意思疎通を図ることは難しかったが、ミルトンの問いかけに右手を挙げて同意を示すことはできた。

メルルはついにグレンの部屋に一体のウォーカーを放った。グレンは両腕を椅子に拘束されたままウォーカーと格闘する。椅子を持ち上げ、体当たりで家具を倒しながらウォーカーをひるませ、その隙に椅子を壁にぶつけるグレン。木製の椅子はその衝撃で壊れ、腕の拘束についてきた部材でウォーカーの頭部を貫いたグレンは生き残ることに成功したのだった。

コールマンは自然死直前だった。ミルトンは、彼は自分が転化した後も記憶が残るのか実験のために身をささげたのだと言う。やがてコールマンが息絶えたため、ミルトンとアンドレアは彼の手足をベッドに拘束する。

ガバナーがメルルの代わりにマギーの尋問を始める。ナイフを手にマギーに近づいたガバナーは、マギーの両手を拘束するテープを切断し、開放する。そして、机を挟んで彼女の向かいに座ると、会話を試みる。

安全を保障するから仲間たちを連れて来いと言うガバナーだったが、マギーは拒否する。口の脅しだけでは従わないことを悟ったガバナーは、マギーに辱めを与える脅しを始めるのだった。

リックたちはウッドベリーから3kmほど離れたところに車を停め、徒歩で近づくために森を歩み始める。しかし、ウォーカーの集団が彼らを囲もうと襲ってきたため、森の中にあった一軒家に逃げ込んだ。

一軒家には一人の男がいた。精神的に落ち着きを失っていた男は、とっさに外に飛び出そうとする。ドアの外には多数のウォーカーがいることからドアを開けることは全滅に等しいと悟ったミショーンは、とっさに男を殺してしまう。

メンバーは誰も彼女を責めることはせず、男の遺体を玄関から押し出し、ウォーカーたちが男をむさぼる間に裏口から脱出することに成功する。

転化したコールマンの死の直前の環境と同じ状況を作り出し、再び質問を行うミルトン。質問にウォーカーらしい反応しか見せないが、それは拘束具のために右手を挙げられないためだと判断したミルトンは、右手の拘束だけ解いてしまう。

質問を続けようとした矢先、早速コールマンがミルトンに噛みつこうとする。そこにアンドレアが素早くナイフを突き立て、ミルトンは一命を拾うのだった。

グレンの部屋にメルルとガバナー、そして上半身が裸にされたマギーが入ってくる。ガバナーは二人のいずれかが仲間の居場所を吐くように言い、グレンに向けて銃を構える。マギーはとっさに刑務所のことを告白し、メンバーの数も10人だと答えてしまう。

刑務所がウォーカーの巣窟であることを知っていたガバナーとメルルは10人でウォーカーを掃討したことに驚愕を覚えるが、グレンたちには手を出すことなくその場を離れる。

ガバナーは彼らの言葉を信じることにし、そしてメルルの弟たちのグループは強敵だと判断する。改めてメルルに忠誠心のありかを問うと、メルルはウッドベリーの仲間だと答える。

夜、リックたちはウッドベリーのゲートの前までやってきて様子を伺っていた。

そのころ、アンドレアはガバナーの部屋を訪れ、先ほどの実験による動揺をごまかすように酒を飲み、ガバナーに身を預けるのだった。

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