ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン4 第3話 「マリーの苦しみ」 あらすじ・ネタバレ


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ラボに入るウォルター。目にはマイクに殴られたアザが残っている。ふと顔を上げると監視カメラが取り付けられていた。ラボの中を歩き回るウォルターを追うように向きを変えるカメラ。ウォルターはカメラに向かって中指を立てた。

ウォルターの一人暮らしの自宅のベルを鳴らし続けるスカイラー。ウォルターは出てこないが、彼の携帯に電話をかけると中から呼び出し音が聞こえてきた。ウォルターはあきらめて玄関を開ける。

考えることがいっぱいで洗車場の話などしている場合ではないというアザをつけたウォルターに対し、家族の身に危険が及びそうなら警察に自首しろと言う。

ウォルターは仕事仲間と仕事の仕方について口論になってバーでケンカし、殴られたと告白する。ウォルターがバーでケンカしたこと自体に驚くスカイラーだったが、とりあえず納得する。

マリーは不動産を見学に来ていた。不動産の営業に対して偽名でうその家族構成を饒舌に話すマリー。

彼女が家に帰ると不機嫌なハンクから、買い物の内容が違うとののしられ、また外に出かけていく。

ジェシーは仕事の終わりにウォルターをどこかに出掛けないかと誘う。ウォルターは今日は打ち合わせがあるのでと断るが、ジェシーを気遣って何か話したいことがあるのかと尋ねる。ジェシーは何もないと言いつつ、逆にウォルターに何か話したいことがあるかと尋ねる。

二人は互いに心の内を明らかにすることはなかったが、心のつながりを感じるのだった。

ウォルター、スカイラー、ソウルの3人は洗車場の買い取りの相談をし、なんとか洗車場のオーナーを『売りたい気』にさせる方法を探っていた。

なぜ町にたくさんある洗車場のうち、あの洗車場が良いのかと尋ねるウォルターに対し、スカイラーはウォルターと自分が侮辱されたため絶対にあの洗車場が良いとこだわる。その話を聞いたウォルターもその洗車場に決めると宣言する。

マリーは再び別の不動産を見に来ていた。営業相手に別の偽名、別の家族構成などまた嘘を並び立てる。マリーが帰ったあと、部屋を片付けしていた営業の目に、スプーンのセットのうち1本が抜き取られているのが目に留まる。

ジェシーが自宅に帰ると、そこはジャンキーのたまり場になっていた。ケンカをする者、壁に落書きする者、自宅の電化製品を持ち去る者、さまざまだった。ジェシーは当然のようにソファに腰かけて煙草を吸うのだった。

マリーはまた別の不動産を見に来ていた。家主と話をするマリーに冷ややかな目を向ける女性の営業。彼女は例のスプーンを飾ってあった不動産の担当と同じだった。

外に出て車に戻ろうとするマリーに対し、営業はスプーンを盗んだことや嘘の身の上話を並べる彼女を捕らえてもらうために警察を呼んだと告げる。何の話か分からないと言ってその場を立ち去ろうとするマリーのバッグをつかむ営業。もみ合ううちにバッグが破け、荷物がばらまかれる。

ハンクのベッドサイドの電話が鳴る。マリーが捕らえられた警察から助力を頼む電話だった。ハンクは「またやったのか!」と声を荒げるが、彼が手を尽くした結果、マリーは告訴されることもなく釈放されたのだった。

洗車場でオーナーは水質検査を受けていた。いつもと違う検査員が水質の汚染について言及する。検査員の主張に反論し、違反している法律を具体的に言えというオーナー。言いよどむ検査員だったが、彼が耳に着けているイヤホンからスカイラーの声が聞こえてくる。

彼女は法律をまとめた資料をめくり、検査員にリピートさせる。その具体的な内容を聞かされたオーナーは何も言い返せなくなった。

ハンクの元を友人の警察が尋ねてくる。彼はハンクからヤクがらみの事件についてアドバイスをもらいたいと資料を置いて行った。

スカイラーは洗車場のオーナーからの電話を待っていた。ウォルターは諦め半分でその様子を見ていた。

そのとき電話が鳴る。オーナーからだった。スカイラーは提示額を80万ドルに改めると告げる。理由はオーナーが失礼な態度をとったことに対する仕返しと駆け引きのためだった。

その金額に怒りを表すオーナーを無視して電話を置くスカイラー。7万9千ドルは自分たちにとって『微々たる』金額だと言い、もう彼からかかってくることはないだろうと完全にあきらめるウォルター。しかし、再び電話がなったのだった。

夜、ハンクは警察が置いて行った資料を手に取っていた。表紙にはラボ・ノートと書かれており、それはゲイルの殺害現場で回収されたものだった。

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