ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第11話 「悪の住む街」 あらすじ・ネタバレ


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ハンクはリハビリを受けているが、思うようにいかず、フリンに当たってしまう。リハビリ部屋を出て行くフリンを追う様に出て行くスカイラーとマリー。マリーは部屋の外でスカイラーにリハビリ費用の支払いを依頼する。

ジェシー、スキニー、バッジャーは薬物常習者のリハビリセラピーに参加していた。ジェシーが2人に売れ行きを確認したところ、全く売れていないに等しい回答だった。2人は前向きになっているセラピーの人々に対して薬物を売ることをためらっていた。

2人の決意の弱さに呆れ、ジェシーは自分で売ると言い、その日初参加の女性を追うように階上を出て行く。

スカイラーは別居中のウォルターを招いて食事をしていた。マリーの医療費を受け取るためだ。スカイラーはウォルターが取り出した小切手の支払い主の身元を知りたいと言う。

ウォルターはスカイラーをソウルと会わせた。ソウルはギャンブルで稼いだことにするとして資金洗浄を始めるというが、あとでレーザータグというゲーム施設に投資したことにすると言う。ウォルターがレーザータグに興味を示すことにするのは不自然だと言い返すスカイラー。ウォルターをそっちのけで2人は資金洗浄の方針について口論を始める。

ジェシーはセラピーの会場であったアンドレアの自宅で彼女を誘惑していた。そこにアンドレアの祖母が彼女の息子を連れて戻ってくる。息子のいる彼女を陥れることに良心の呵責を感じるジェシーだった。

ソウルのオフィスの帰り道。スカイラーは慎重にことを運べと言いながら、ウォルターを洗車場に連れて行く。そこはもともとウォルターがアルバイトしていた洗車場だった。スカイラーはここを投資対象として買うべきだと言う。

後日ウォルターはソウルを洗車場に連れてきていた。ソウルはレーザータグの施設のオーナーは、自分の夢のためなら犯罪に加担することも厭わないから、そこを買うべきだとウォルターを説得する。

ジェシーはアンドレアとベッドを共にした後、ブルー・メスを持っているならやってみたい、という彼女に対し怒りを覚えた。子供を放っておいてハイになるのは許せないというのだ。

それを聞いてアンドレアは逆に怒る。息子は弟のようにしないと誓ったと言う。ジェシーが弟のことについて問うと、10歳の弟はギャングに引き込まれ、何かの儀式として他所の売人を撃ち殺したのだと言う。

詳しく聞くと、彼女の弟が撃ち殺した相手はジェシーの仲間だったコンボだった。

マリーはハンクに来週退院できると伝えた。なぜなら自宅をすべて病院と同等の設備を整えたためだという。ハンクは自分のために病院のベッドを自宅に入れたことが気に食わない。自分が退院するのは自分の足で歩けるようになってからだと言い張るのだった。

ウォルターはスカイラーにレーザータグのオーナーのような協力者が必要なので、やはりレーザータグの施設を買おうと言う。しかし、スカイラーは自分が投資した施設の経営者になるので洗車場にしようと言う。

犯罪に加担させるわけにはいかないというウォルターに対し、スカイラーはまだ離婚届を出していないから夫婦は助け合わなければいけない、と彼を説得する。

ラボでウォルターとジェシーが作業をしているとラボの固定電話が鳴った。電話の主はグスタボで、ウォルターを食事に誘うための電話だった。

ウォルターがグスタボの自宅を訪れると、他には誰もいなかった。自分を招待した理由を尋ねるウォルターだったが、グスタボは仕事仲間だから当然だとはぐらかす。

食事を始めた2人。グスタボは唐突に何か悩みがあるなら言ってみろ、アドバイスをすると言い出す。ウォルターが自分に対する助言とは何だと聞くと、「同じ過ちを繰り返すな」とだけ言った。

ジェシーは街角で自転車に乗る少年に声をかけた。取引の取次ぎをして欲しいと伝えると、黒塗りの車がやってきて、金を渡すように催促した。車の男に金を渡すと、彼らは薬物を渡すことなく走り去った。

そして薬物は少年からジェシーに渡されたのだった。

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