ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第10話 「かなわぬ最後」 あらすじ・ネタバレ


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朝6時、ウォルターは自宅のベッドから起き出し、職場へ向かう。

ウォルターは電卓を叩き、以前に比べて生産高が0.14%減っている原因が分からないとつぶやく。それまで愚痴をこぼし続けていたジェシーが思わずウォルターの独り言に食いつく。

生産高が減った原因を自分に向けられないよう、様々な可能性を言い立てるジェシー。最終的にタンク内の残留物の計算が足りない、ということでウォルターに再計算させることに成功する。

ジェシーが帰ったあとに計算を行っていたウォルターのそばにハエがやってくる。何かに取り付かれたようにハエを追うウォルター。天井にとまったハエに靴を投げつけると、靴は電球の傘に引っかかってしまう。

靴を落とすためにラボの2階に上がったウォルターは、靴を落とすことに成功したものの、ハエと格闘するうちに1階に落ちてしまう。

翌朝ジェシーがラボに入ってくると、ウォルターはラボ内の気圧を高めていた。汚染物質を排除するためだという。汚染と言う言葉に焦るジェシーだったが、その汚染物質はハエのことで、ウォルターが真剣に追い出そうとしている意味が分からなかった。

ウォルターは品質を保つためにも汚染物質を捕まえるまでは何も作ったりしないと言い、メスの製造をしようとするジェシーの邪魔をする。もみ合う2人だったが、その結果、ハエがウォルターの頭に停まった。しかし、そのチャンスも生かせなかった2人。

ウォルターはハエを障害だとして、この障害を跳ね除けられなければ今度は自分たちが消されると言う。どうやらハエの存在を自分にすり替えているようだ。

ジェシーは外ではえとり紙を買ってきた。ラボ内にはえとり紙を吊るし終え、ジェシーはウォルターにコーヒーを渡した。ジェシーはそのコーヒーに睡眠薬を混ぜ込んでいた。

ウォルターはコーヒーを飲みながら、自分の気持ちを語り始めた。自分は死ぬべきタイミングで死んでいないのだと言った。そして本当に死ぬべきタイミングを考えている、ジェーンが死んだ夜が自分の死ぬべきときだったと思うと言い出した。

ウォルターはその夜のことを話し始め、ジェーンの父親に会ったことも言う。そのとき、家族について話をし、彼が「家族なら見捨てるな」と言ったからその通りにしたと話す。

薬の影響で意識がうつろになりながらも、改めて自分があのときに人生の幕を閉じていれば完璧だったとつぶやくウォルター。朦朧とする意識の中で、ジェーンのことについて「すまない」と言うウォルター。ジェシーは誰も悪くないと慰める。

そのときハエがジェシーのそばに停まり、ついに退治することに成功する。

夕方帰宅するために工場の表に出た二人。ウォルターは去り際に「責めるつもりは無いが、メスの生産量の差分が連中にばれると、かばいきれない」とジェシーに伝える。しかし、彼は頼んでもいないと答え、謝罪の機会を逃すのだった。

One thought

  1. こんにちわ
    このエピソードは、他と比べて異彩を放っていると思います。ほぼ、ウォルター&ジェシーの二人芝居ですからね。
    長台詞は、かなり大変だったでしょうね。俳優さんの力量をうかがい知ることができるエピソードでもあった気がします。

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