翌朝、グレンは納屋でウォーカーを買っている理由をマギーに問うが、マギーは答えを教えてくれず、信じてくれとだけ言う。
アンドレアはダリルのもとを訪れるが、ダリルは仲間を守ろうとしてやったっことだと気にしていないそぶりを見せた。
銃の訓練をしようとするシェーンにハーシェルの家族や、カールが自分たちも参加したいと言う。シェーンはカールがベルトに銃を挟んでいることに気づく。
シェーンは銃の使い方を教えるのは構わないが、実際に許可を出すのは両親に任せるとして、リックたちに判断をゆだねる。ローリは最初は反対するものの、ソフィアを探すのに必要だと訴えるカールの気持ちに折れ、練習の許可を出す。
多くの者が車に乗って銃の練習に向かうが、グレンは車の修理の技術をデールに習うため、その場に残ると言う。デールは二人になってから、どういうことかと彼に聞く。グレンは、納屋にウォーカーがいること、ローリが妊娠していることを人に言うべきか、年長者のデールに聞きたかったのだと相談を始める。
デールは馬小屋で作業しているハーシェルに話しかけ、納屋のことを尋ねる。ハーシェルは納屋のウォーカーの中には妻や義理の息子がいると答える。
デールはリックに相談して納屋の安全を強化したいと言うが、ハーシェルはリックが善人なのは分かるが、ほかのメンバーがどうかはわからないだろう、と応じる。
ローリがハーシェルに話かけると、彼はカールが銃を撃てるほど回復してよかったなと言う。顔をほころばせるローリだったが、ハーシェルはそれほど元気になったのならもう出て行って欲しいと告げる。
ローリはこのことをリックに報告するが、彼は以前すでにハーシェルに同じことを言われていた。リックはハーシェルを説得すると言って、ローリを落ち着かせる。
デールが肉を焼いているとそばに来たローリが口元を抑えて踵を返した。後を追うデール。デールは彼女が妊娠していることを知っていると話し、なぜ打ち明けないのかと問う。
ローリはお腹の子供を産んだとき、この世界で幸せな生活を送れるのか不安で仕方がないのだと言い、その場を離れる。
ローリはグレンのもとを訪れ、町に行って必要なものを取ってきて欲しいと依頼する。快くそれを引き受けるグレン。
グレンの町への探索にはマギーも同行する。相変わらず移動の足は馬だった。マギーは納屋のことをデールに話したことを怒っていた。
ドラッグストアに入っても機嫌の悪いマギー。二人は離れて物資を集め始める。マギーが奥の棚で薬を取ろうと手を伸ばしたときに、突然棚の向かい側にウォーカーが現れ、マギーの手首を掴む。
大声で助けを求めるマギー。グレンは棚の天板でウォーカーの首を掻き切る。しかし、首の皮一枚のウォーカーは活動をやめない。グレンは装備していた鉈でウォーカーの頭部を何度も殴り、とどめを刺す。
マギーは牧場につくと、ウォーカーに襲われた怯えを怒りに変えてローリに当たり散らすのだった。
シェーンは銃の腕前が上達したアンドレアを連れて2人で特別に訓練をしていた。それからソフィアの手がかりを見つけたと言い、車に乗って住宅地に向かった。住宅地までの距離は相当で、アンドレアは子供の足には遠いと感じるのだった。
住宅地の家を見て回るシェーンとアンドレア。しかし、家の中は死体だらけで、ソフィアの手がかりはなかった。
ガレージには焼死体が多数あり、そこで焼身自殺した人々がいたことがうかがえた。やはりソフィアがいないことを悟ったとき、半開きのガレージの外に多数のウォーカーの姿が見えた。
外に出て車を確保しに行こうとする2人。アンドレアは動く標的に戸惑い、うまく銃を撃てない。しかし、シェーンが見守る中、ギリギリのところで一体のウォーカーを射殺すると、そのあとは驚くほど的確に遠くのウォーカーも射殺することができた。
車に乗り込もうとするシェーンだったが、アンドレアはウォーカーを射殺することに夢中だった。
ローリがグレンに頼んだのは中絶薬だった。グレンはそれとは別に妊婦用のビタミン剤も持って帰ってきていた。二つの薬を手にしたローリに対し、グレンはリックに相談するべきだと言う。
グレンが去ったあと、悩みに悩むローリ。そして彼女は大量の中絶薬を飲み込む。しかし、すぐさまその場を離れ、喉の奥に指をやり、薬を吐き出す。
農場に戻ってきたシェーンとアンドレアをデールとキャロルが迎える。ウォーカーの血で汚れたアンドレアを連れていくキャロル。デールはシェーンを呼び止めて、物資は十分なので遠くに行けるな、と言う。
それを自分に出ていくように言っていると理解したシェーン。デールはシェーンがどういう男だかわかっていると言い、オーティスは本当に名誉の死を遂げたのか、以前森の中でリックに銃を向けていたのは何なのかと問う。
しかし、シェーンは自分は仲間思いのいいやつだと言ってその場を去る。
リックがローリのいたテントに戻ってくると、テーブルの上に中絶薬の放送が残されていた。
彼は農場の片隅に座り込んでいたローリを見つけ、言うことはないかと尋ねる。妊娠していると答えるローリ。リックは中絶薬を飲んだことや、自分に黙ってグレンに薬を取りに行ってもらったことを責める。
ローリもこんな世の中に子供を産むことが本人のためにならないのではないかと悩み、混乱してのことだと言う。
何とか家族でやっていこうと励ますリック。その代わりにほかに隠していることがあるのであれば言って欲しいと言う。ローリはリックが死んでいると思っていたときに、シェーンと関係を持ったことを告白する。
戸惑うリックだったが、納得しなければならないと思うのだった。