ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン2 第8話 「希望という幻想」 あらすじ・ネタバレ


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人々は納屋の前から家屋に引き返す。シェーンはソフィアがどのようになっていたかを知らなかったとはいえ、何日も危険に見舞われながら彼女を探し回ったことについて、そのように指示をしたリックを責める。

彼に言わせれば、ウォーカーを生きていると言い張るハーシェルと、ソフィアに執着したリックは同じ考え方なのだった。

リックにはシェーンの一言が身に染みた。落ち込む彼はローリの励ましにも動揺を隠せないまま彼女のそばを離れる。

ソフィアとハーシェルの家族のためにいくつかの墓穴を掘るメンバーたち。埋葬の準備ができた頃、ローリはキャンピングカーで待つキャロルに声をかける。しかし、キャロルはウォーカーとなったソフィアは娘ではなく、別の何かだと言って埋葬に向かうことを拒否する。

埋葬を終えてその場を離れる人々。Tドッグとアンドレアはその他のウォーカーの遺体を車の荷台に積み、火葬のためにどこかへ向かう。

家屋ではグレンとマギーがこれからのことについて話をしていた。しかし、キッチンに立つべスが突然倒れ、2人は彼女を寝室に運び込む。

彼女の状態を把握するためにハーシェルを探すが、彼の姿はどこにもなかった。リックやシェーンも家屋に集まり、彼の行方を推理する。マギーの心当たりに従ってハーシェルを探しに出ようとするリック。ローリやシェーンは止めようとするが、リックはそれでもグレンと共に捜索に向かうのだった。

街へ車で入るリックとグレン。グレンはマギーの想いが本物かどうかわからないとリックに告げる。リックは彼女の想いは本物だとフォローする。人に好意を持たれた経験のないグレンは動揺を隠せなかった。

べスは目を見開いたままベッドに横たわっていた。鼓動が早く熱も高いようだ。ローリはダリルにリックとハーシェルを連れてきてほしいと頼むが、なぜか不機嫌な彼はその頼みを聞かないのだった。

ハーシェルは町のバーにいた。誰もいないバーで1人ウイスキーを飲むハーシェル。べスの様子を伝え、農場に戻ろうと説得を試みるリックだったが、ハーシェルは動く様子がない。

ローリは地図を手に自ら車に乗って町へ向かう。チラチラと地図を見ながら運転していると、突然目の前にウォーカーが現れる。慌ててハンドルを切るローリだったが、ウォーカーをはねた後、車は側道に突っ込み横転してしまう。

動かないハーシェルとリックは口論になりかける。ハーシェルは胸を撃たれても動き続ける妻のウォーカーを見たときに希望を失ったと言う。そして、リックに対してもソフィアが納屋から現れたときに希望を失ったのではないかと問いかける。

しかし、リックの懸命の説得により、とうとう農場に帰ることを決意するハーシェル。グラスを置き、バーの入口を振り返ると、生きた見知らぬ男たちが2人、そこにいた。

5人は酒を酌み交わした。リックがフォートベニングに向かおうとしていると告げると、2人の男たちはフォートベニングはすでにウォーカーだらけだとの話を聞いたと言う。

2人の男たちはこの辺りは安全なのかと問うて、農場のことを聞き出す。農場に2人を迎え入れられないと答えるリックたちに、自分たちがフィラデルフィアからどのような苦労をしてこの場を訪れたのか説明する。

頑なに断るリック。だが男たちも諦めない。やがて男の1人がしびれを切らして銃を手に取ろうとするが、リックはそれ以上に素早く彼らに向かって銃弾を放つ。彼は生きた人間をその手にかけてしまった。

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