アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第3話 「逃亡者」 あらすじ・ネタバレ


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バービーとジュリアは車で警察署に向かっていた。ジュリアは、ポールが留置される前に詳しい話を聞きたいのだと言う。

警察署前で連行されるポールに追いついたジュリア。連行するリンダに、今回の件でデュークを含めて2人の警察官が死亡し、これから外に出るまでに人手が足りるのかと問う。すると、警察署からジムが出て来て、その場を仕切り、集まった住人を解散させる。

若者のたまり場にはジョーとベン(長髪の少年)がいた。そこにノリーが現れる。ジョーの自宅には発電機があるため、携帯電話を充電するために貸して欲しい、そして良かったら泊まる場所も提供して欲しいと言う彼女。ジョーは大人の女性といたはずのノリーがそのようなことを言うのをいぶかしむ。

リンダが留置所の牢にポールを入れると、ポールが喘息のような症状を見せ始めた。慌てて鍵を開け彼を助けようとするリンダだったが、ポールのそれは演技で、中に入って来たリンダに打撃を加え、ひるんだすきに鍵を奪い、外に出てしまう。代わりにリンダが牢の中に閉じ込められてしまった。

アンジーは地下シェルターで拘束されたままだった。そこにジュニアがやって来る。アンジーはふと思いつき、セメント工場の地下のトンネルを誰か調べたかと問う。ジュニアはあそこは危ないと言うが、子供の頃よく遊びに行ったから大丈夫だと言うアンジー。彼女に励まされたジュニアはまた後で来ると言ってその場を離れる。

バービーとジュリアは町を歩いていた。積極的なジュリアがなぜこんな田舎でくすぶっているのかと尋ねるバービー。ジュリアは過去に色々あったので、夫の田舎で再出発しようとしているところだとはぐらかす。

そのときDJのフィルが視界に入る。彼と会ってみるかと尋ねるジュリアだったが、バービーは遠慮してダイナーで食事をすると言って行動を別にする。

警察署を訪れたジムによってリンダは牢から解放された。ジムは町政委員としてポールの捜索隊を編成することを提案するが、リンダは仕切りたがりのジムの指図を受けないと言って、一人でポールの捜索に出る。

ダイナーではキャロリンがノリーの行方を町民に尋ねていた。アリスも外で娘を探しているらしい。しかし、キャロリンが同性のパートナーと法的な娘のノリーのことを説明すると、田舎町の老人達は彼女をからかうようにあしらうのだった。

ジュリアがラジオ局で状況を放送した後、ふと外に目をやるとジュニアが歩いていた。バックパックに荷物とヘルメットを持っていた。外に出てジュニアに声をかけるものの、彼は行き先や目的を答えずにその場を去って行った。

ダイナーでバービーが食事をしていると、ジムが入ってきた。彼はポールが留置所から脱走したことを告げ、町民には家に隠れているように言い、捜索隊を編成したいと声をかける。先ほどキャロリンをからかった老人二人(ロジャー、ウォリー)が手を挙げる。

その後、ジムはバービーの隣に座り、ポールから銃を取り上げる時の所作を見たことを告げ、彼にも捜索隊に参加して欲しいと言う。

バービーを含む捜索隊は森にやって来て、ポールが乗り捨てた車を見つける。バービーは抜群の追跡能力を見せ、ポールが仕掛けた偽の痕跡を見抜き、チームを正しい方角に導くのだった。

ジョーとノリーはジョーの家でインスタントフードを食べていた。そこにベンが別の女の子2人を連れて来てしまう。ジョーは仕方なく彼らを中に入れるが、ベンが何人かに発電機のことをしゃべってしまったことに懸念を示す。

捜索隊は森でポールを発見する。しかし、枝を踏んだ音に気づかれてロジャーが足を撃たれる。ウォリーにロジャーを町に連れて行くように指示するジム。彼はこの件は自分たち二人で片付けようと提案し、逃げるポールの後を追う。

ジュリアはジュニアを追って、工場跡を進んでいた。工場跡の地下は暗く、決して視界が良いところではなかった。やがて、ジュニアは町の外に向かう地下通路に出て、脱出出来ると喜ぶ。

しかし、そこには見えない壁があった。壁に触れ、懐中電灯で照らすジュニア。そのとき懐中電灯が振動を始めたため、彼は思わず取り落とす。それを拾い上げようとした時、背後からジュリアが制止する声をかける。

驚いて振り向いた瞬間、懐中電灯が小さな爆発を起こして弾け飛んだ。その爆発に驚きつつも、後を付けられたことに怒りを覚えるジュニア。壁に対してもその怒りをぶつけるため、素手で壁を殴り始める。

彼は怒りだけでなく、懐中電灯を失ったことで暗くて複雑な地下通路から脱出出来なくなったとヤケになっていたのだった。しかし、ジュリアはマッチに火をつけ、火の揺らぐ先に出口があると言って、彼と共に脱出を試みる。

ジョーの家には大人数の若者がおしかけていた。以前にアンジーと付き合っていたと言う不良も数人つれてやって来る。ベンは悪びれることなく、これでジョーは町の人気者になり、彼女もできると言ってジョーの機嫌を取ろうとする。

ジュリア達はマッチもほとんど使い切り、地下通路で休憩していた。絶望的な状況に諦めを見せつつあるジュニア。しかし、ジュリアは自分が昔、シカゴの悪徳政治家の再選を防ぐために、信用性の低いガセネタを発表したために干されて今ここに居ると話始める。そして、もうドジは踏まないと言って、マッチに火をつけ、脱出を誓う。

ジョーの家では先ほどの不良がコンセントを占領し、他の若者に勝手に使わせないようにしていた。我が物顔に振る舞う不良の前に立ったのはノリーだった。不良の素行に対する不快感を述べるノリー。

不良が立ち上がったところにジョーも参戦し、もう帰って欲しいと言う。ジョーの胸ぐらをつかむ不良だったが、そのときコンセントがショートし、電源を得られなくなった若者達はその場を去って行く。不良も捨て台詞を残して去って行った。

暗闇の中、ジュニアはバービーに理由も無く殴られたと言って、ジュリアを味方につけようとする。そのとき最後の一本のマッチが燃え尽きてしまう。周りを見渡すと、外からの風で扉が揺れ、時々光が漏れて来るのを見つけた。二人は工場跡から脱出することができた。

ポールを徹底的に追いつめようとするジム。バービーはそこまで執着するのは顕示欲のためかと問う。するとジムは学生時代にアメフトの思い出話をし始めた。自分をからかった男にタックルし、周りから本当の尊敬を得ることになったというのだ。

そのとき、ジムの背後にライフル銃を構えたポールが現れた。ジムに銃を向け近寄るポール。しかし、その背後からリンダが銃撃し、ポールは倒れた。

ジムとバービーはレスリーの元にポールの遺体を運び込んだ。レスリーがシラフであることを確認するジム。

その後、リンダと話をしたいと言って二人きりになるジム。彼は警官を増やし、署長としてリンダを据えたいと伝えた。

ジムとバービーがジムの自宅に帰ると、ちょうどジュリアがジュニアを乗せてきた。バービーとジュニアの間に緊張感が漂うが、ジュニアはそのまま家の中に入って行った。ジムは「狭い町だ。みんなで助け合おう。」と言って家に入って行く。

ジョーとノリーがろうそくの光の中でコンセントを修理していると、キャロリンがやってきた。町で噂になったのでノリーの居場所が分かったと言う。

連れ戻されることを覚悟したノリーがジョーにお礼を言い、手を握ると二人は共に気を失ってしまい、またうわごとのように「ピンクの星が降って来る」と繰り返すのだった。

アンジーが地下で眠っているとジュニアが入って来た。彼は救急箱を差し出す。ドームを殴って痛めた手を治療して欲しいようだ。救急箱を開けると、はさみが入っていた。アンジーは治療をしつつ、こっそりとはさみを手元に隠すのだった。

ジュリアはベッドルームのバービーに声をかけると、その手にけがをしているのを確認し、ジュニアの言い分も一部真実であることを認める。彼に本当に町を通りかかっただけかと尋ねるジュリア。バービーはその通りだと言ってシャワーを浴びるために部屋の外に出る。

バービーが部屋を出て行ったあと、ジュリアは彼の荷物から出ている地図を手に取った。そこにはチェスターズミルの郊外に印の付いたポイントがあった。

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