アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第11話 「王の座」 あらすじ・ネタバレ


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ジョー、ノリー、アンジー、ジュニアの4人はこれからのことを相談していた。ジョーは小型ドームに手を触れて、自分の幻影を見たというジュリアを挙げる。全員が賛成し、ジョーはジュリアを呼びに走る。

リンダは警察署でジムに話を聞いていた。成り行きはともかく、現状は自分のプロパンで住民たちの生活が成り立っていると主張するジム。そして彼はもっと怪しい人物を逮捕しろとリンダに言う。

バービーはリビングで落ち着かない朝を迎えていた。ジュリアも階下に降りてきて、自分たちが前に進むためにも夫を埋めたところに連れて行って欲しいと言う。着替えるために階上に上がるバービー。

ジュリアが彼の準備を待っていると、玄関のチャイムが鳴った。ジュリアがドアを開けるとマックスがいた。マックスは有無を言わせずジュリアに拳銃を向け、彼女を撃つ。

銃声を聞きつけてバービーが階下に降りてくると犯人の姿はすでになかった。バービーは無線でリンダに助けを求める。無線の話を聞いたジムは彼女を止めようとするが、リンダはバービーを信じて現場に向かった。

納屋にはジュニアとアンジーが残されていた。ジュニアは今回の件で2人の絆が深まり、一緒になる運命だとつぶやく。それを徹底的に否定し、ドームが消えたら町を出ていき、ジュニアとの縁を切るというアンジー。ジュニアはアンジーが町を離れるのであればドームを消すために協力はできないと言って納屋を出ていく。彼が扉を開けると外は強風が吹き荒れていた。

バービーがリンダの到着を待っていると、開け放たれたドアの向こうに、ジュリアに話をしに来たジョーが現れる。彼に助けを求めるバービー。ジョーの運転で3人は病院に向かう。

ジムが外に出ると上空では厚い雲が渦を巻いていた。いぶかしむジムだったが、突然現れたマックスに話しかけられて思考を中断する。ジムは彼女を警察署内に誘い、ジュリアを撃ったのはマックスではないかと問う。それを簡単に認めるマックス。

しかし、マックスはジムも自分に逆らえば大切な人を失うと脅す。大切な女性に心当たりがないと応じるジムだったが、そこにジュニアが現れたため、ジムにとって大切な人は息子だとマックスに認識されてしまう。

荒れる天候の中、かろうじて病院についた3人。早速処置に入ろうとするが、強風で倒れた木によって別の重症患者が発生し、研修医はそちらの対応のために場を離れる。バービーはジョーに的確に指示を出し、応急処置を進める。

ドゥディはラジオ局で外を見ていた。雷が起きたのを見て電波が変わる可能性を感じ、無線機に駆け寄る。確かに無線を傍受できるようになっていた。しかし、傍受した通信内容は「中にデイル・バーバラ(バービー)がいることを確認した」という、彼女にとって不可思議なものだった。

ジムはジュニアにライフル銃を預け、自宅に閉じこもるように命じ、自分はマックスと決着をつけると言って出て行った。

ジュニアが自宅にいると激しくドアをノックする音。ジュニアが慎重にドアを開けるとそこにはアンジーがいた。彼女はこの悪天候はジュニアが4人を抜けると言ったためだと主張する。

ジュニアをジョーとノリーの元へ連れ出そうとするアンジー。先に駆け出したアンジーを風で飛ばされてきた遊具が襲うが、ジュニアがとっさに彼女を押し倒して救う。ジュニアが彼女を助けたことがきっかけで急に嵐が収まり始める。アンジーの言う通り悪天候の原因はジュニアの離脱だったようだ。

バービーの治療を受け、ジュリアのバイタルは安定する。その様子を見て、ジョーはバービーが救世主で、冠を戴くのは彼だと確信する。その意味が分からないバービーを置いて、ジョーは病室から駆け出していく。

そのころ、マックスは湖の湖岸で溺死した母の遺体を見つけていた。

ノリーの待つ納屋に戻ってくるアンジー、ジュニア、ジョー。次に何をすべきか相談し、本当のドームの所に行くことにする。ピンクの星がかたどった星座とは別に、北極星の下に浮かんだ4つの星を自分たちに見立て、北の端に向かうことにする。

リンダはガス欠したパトカーを乗り捨て、通りかかったフィルの車に乗せてもらいジュリアの家に向かった。ジュリアの家で血痕を見つけたジュリア。フィルはそれを見て、バービーがそこまでやるなんて…とつぶやく。リンダはバービーについて知っていることを話してくれとフィルに頼む。

その後病院を訪れ、ジュリアの状況を確認した2人。リンダがバービーの居所を探そうとすると、フィルがセメント工場だろうと告げる。リンダはフィルの車を借りてセメント工場に向かう。

バービーはジムと合流し、マックスの待つセメント工場に向かった。地上で電源装置にタイマーを仕掛けて地下に降りる2人。地下室に入ると背後からマックスと手下に銃を向けられてしまう。

しかし、タイマーが作動して工場の電源が落ちる。暗闇の中で発炎筒を焚き、マックス達の目をそらしたバービーは素早く彼女の銃を奪い、形成を逆転させる。彼は全員で外に出るように言う。

地上に上がり、彼らを警察署に運ぶために車を取りに行こうとするバービー。バービーが背を向けて少し歩き出すと銃声が鳴った。ジムがマックスと手下を射殺したのだった。どういうことだと問い詰めるバービーだったが、ジムはその彼にさえ銃を向ける。

しかし、バービーは格闘術で素早くジムをいなし、倒れたジムに銃を向ける。そこにリンダが現れて、バービーに銃を下すように警告する。ジムは2人を射殺したのはバービーだと訴える。バービーはおとなしくリンダの警告に従おうとし、振り向きざまにリンダを殴る。ひるんだリンダの隙をついて走り去るバービーだった。

そのあと、ジムの姿はラジオ局にあった。ドゥディは無線を傍受したこと、軍がバービーを追っていて、彼がここにいることを把握していることをジムに伝えた。

ジムはそれからラジオを使ってマックスと手下がバービーの手によって殺されたと放送した。また、ジュリアや自分自身もバービーによって殺されかけたと言う。その他、アガサの殺人などすべての罪を押し付けるような内容を放送し、住民に彼の極刑を求める旨を伝えた。

鍵の4人はドームを訪れ、左手で壁に触れた。4人の目にはドームの向こうから歩いてくるジムの姿が見えた。にこやかなジムだったが突然右胸から血を流し始める。血は胸だけでなく腹や鼻からも流れ始める。

動揺する4人だったが気が付けば右手に血の付いたナイフを握っていた。取り乱したジュニアが手を放すと幻影は消えた。ジュニアはその場を走り去った。

残された3人は自分たちがジムを殺すことでドームが消えるということではないかと相談する。

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