アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第10話 「告白」 あらすじ・ネタバレ


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納屋の小型ドームのそばで一晩明かしたジョー、ノリー、アンジーの3人。朝起きると、ドームの中にモナーク蝶の幼虫がいた。ジュリアが小型ドームに触れたときに聞いたという『王は冠を戴く』という言葉を思い出し、3人は改めて4人目の手を持つ人物を探しに出る。

彼らが立ち去った後、ひそかに彼らの様子をうかがっていたドゥディが納屋に忍び込み、小型ドームを見つけてしまう。ドゥディは小型ドームをスマホのカメラに収めたりするうちにドームに手を触れる。すると彼女は数メートル弾き飛ばされる。その音を聞いて3人が戻ってくるとドゥディは手にやけどを負って気を失っていた。

バービーはジムの元を訪れ、2人で協力してマックスを抑えようと提案する。ジムもその提案に乗り、彼女の不動産資産を確認するために2人は庁舎で書類を調べることにする。調べるうちに、マックスはイースト・ポイント湖に浮かぶ島に別荘地を持っていることが分かる。

2人はそこに向かおうとするが、そのときマックスが庁舎に入ってきて、高級なシャンプーやチョコレートなどぜいたく品を要求する。ドームに閉じ込められている今は入手が難しいというジムに、どこかの家に忍び込めば手に入ると言って命令し、そしてバービーを連れ出すマックスだった。

ジョー達はドゥディを病院に運び込み、彼女を町の医師に預ける。そのとき、最近発作を起こした人はいないかと尋ねるアンジー。医師は高校1年生のダンスの時が最後だと答える。その答えを聞いたアンジーは病院を飛び出す。

ジュリアが警察署を訪れるとリンダは署内の書類を調べていた。プロパンガスの倉庫の防犯カメラの映像から、デュークが薬物製造にかかわっていたことが分かったためだ。デュークがいつもかぶっていた帽子の中からカギを見つけるリンダ。ジュリアは銀行の貸金庫のカギだと言う。早速銀行に向かう2人。

ジムはボートでイースト・ポイント湖を渡った。そこには大きな屋敷があり、自家発電機が動いていることから人が住んでいることが分かった。ジムが家に近づくと、植木鉢を触っている女性がいた。彼女はジムに気づくと、テレビで車のCMに彼に好意的に接する。名前はアガサと言った。

ジムが家のオーナーはマックスかと尋ねると、彼女はオーナーはオリバー・ラックランド氏だと答える。ジムはオーナーが戻るまで待たせて欲しいと言い、彼女はジムを家の中に通す。

マックスはバービーをセメント工場に連れてきた。入口には物資を持った住人が列をなしていた。中では物資を入場料代わりに、賭け格闘技が行われていたのだった。

早足に歩くアンジーを追いかけるジョーとノリー。話を聞けば、高校1年生のダンスの時に発作を起こして倒れたのはジュニアなのだという。アンジーは彼によって監禁されていたことを話し、受け入れられないと告げる。そして、それを聞いたジョーも激高する。しかし、ノリーだけが冷静に彼が本当に第4の手なのか確認しようと提案するのだった。

アンジーは2人をジュニアの母のアトリエに連れていき、例の絵画を見せた。そのとき、ジュニアがアトリエに入ってくる。とっさにジュニアにとびかかるジョーだったが、ジュニアの方が体格でははるかに優位で、すぐに背後から首を絞められる状態になった。

アンジーはジュニアの助けが必要だと言い、ジョーを解放してもらう。そして、彼に自宅の納屋まで来てほしいを頼んだ。

ジュニアは町で捕まえた男からセメント工場のことを聞き、中で行われていることを調査するために工場に向かう。しかし、入口のボディーガードによって中への入場は阻止される。そのころ中ではマックスがバービーに試合に出るように強要していた。

対戦相手はドームに閉じ込められる前にバービーが借金の取り立てを行って破産したというビクターだった。

ジムはアガサが外の作業着を脱いでお茶の準備をしている間にリビングを物色していた。引き出しの一つから写真を見つけると、そこには若いころのアガサと子供のマックスが写っていた。

そのとき、背後から『娘のマキシンよ』という声が聞こえ、振り返るとライフルを構えたアガサがいた。ジムは腰に差していた銃を置くように命じられ、それに従うのだった。

アガサはマックスからすべてを聞いており、ジムは彼女自身がマックスにとって『保険』であることを悟る。アガサに真正面から向かい、ライフルを向けられるジムだったが、彼女の目に人を殺すほどの憎しみは感じられないと言うと、ひるんだアガサからライフルを奪った。

ビクターとバービーの戦いはほぼ互角だったが、ややバービーが優勢だった。

床に倒れこむビクター。しかし、バービーは彼をののしり、再び戦意に火をつける。体ごとぶつかってきたビクターを受け止め、耳元で思い切り殴るように言うバービー。言われた通りにビクターが彼を殴ると、バービーは倒れこむのだった。その様を見てしぶしぶビクターの腕を持ち上げ、勝利宣言をするマックスだった。

よろけながら立ち上がり、相手が強かったと言うバービーだったが、彼の行動は予想通りだと言うマックス。彼女はビクターに賭けていたのだった。

ジュリアとリンダは貸金庫のカギを開けて、中にある手紙を発見する。デュークは19年前に息子を失ったため、町から麻薬を根絶することを誓い、そのために麻薬ディーラーのマックスに材料を提供することを約束し、彼女が扱う麻薬を一切町に入れないことを約束してもらったのだという。手紙には共犯者であるジムとレスター牧師の名前が挙がっていた。

また、ジュリアは夫の貸金庫のカギを使って、夫のものも取り出した。中には生命保険証が入っていた。

ジムはアガサの手首を縛ってボートで町に戻ろうとしていた。その途中、興奮してボートの上で立ち上がったアガサは湖に落ちてしまう。手首を縛られて自由が利かないアガサを救い上げようといったんは彼女のそばまで戻るジムだったが、手を差し伸べることを思いとどまり、そのまま彼女を見捨てて町に戻ってしまう。

バービーはマックスと決別し、ジュリアの家に戻る。意気消沈したジュリアに真実を話そうとするバービーだったが、彼女は夫がバービーに銃を向けたことを知っていた。寝室の銃を確認したら銃本体がなく、弾がそろっていたことを告げるジュリア。

ジュリアは生命保険の証書を見つけたことから、わざと殺されたことを悟ったのだという。バービーもそれを見て彼の行動を理解し、改めてジュリアに謝罪の言葉を述べる。ジュリアは彼を許し、『これからは』嘘をつかないでと言う。

ジョー、ノリー、アンジー、ジュニアは納屋にやってくる。幼虫はさなぎに入っていた。3人がドームに手を触れるともう一つの手形が浮かび上がる。ジュニアが手形に触れると卵がピンク色に光だし、納屋の電気が消える。

驚く4人。そのとき卵を中心にプラネタリウム状にピンクの星が拡散し、彼らの周りを取り囲む。美しい光景ではあるものの戸惑いを隠せない4人だった。

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