ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン6 第9話 「決死の一夜」 あらすじ・ネタバレ


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ダリル、エイブラハム、サシャの三人は車から降りた。目の前に数台のバイクと男たちが構えていたからだ。一人のリーダー格の男がダリルたちに給油車と武器を差し出すようにと言う。なぜならそれはニーガンのものだから。

武器を受け取った男は仲間の一人にダリルを車の後方に連れていくように言う。そして、ニーガンが誰かと尋ねるエイブラハムに銃を向け、質問はなしだと言ってを撃ち殺そうとする。そのとき突然男たちの中心で爆発が起こり、彼らは木端微塵になる。

後方に連れていかれたダリルが付き添った男を殺し、ミサイル弾を撃ち込んだのだった。

リックたちは順調に武器庫へと歩んでいた。ウォーカーたちも彼らの存在に意識をむけていない。しかし、ウォーカーの数の多さに、撃退は難しいと踏んだリックは、採石所の車を取ってきてウォーカーを外に導く作戦に切り替えると言う。

その間、ジュディスはガブリエルが預かって、守ることを誓った。ジェシーはサムもガブリエルに同行させるつもりだったが、サムが自分も採石所に行きたいと主張したため、仕方なく残りのメンバー全員で採石所に向かうことにする。

タラはデニースを救出したかったが、ロジータはWの文字の男が医者を必要としているはずだから彼女は殺されないと言い切る。改めてキャロルとモーガンを起こすタラたち。気が付いたモーガンに状況を説明する。

Wの男はウォーカーの流れが途切れたら、今潜んでいる場所から走って塔に向かうと言う。デニースはおびえて身動きが取れない状態だったが、男は彼女を励まし続ける。

グレンとイーニッドは町の教会まで忍び込むことが出来た。マギーを助けるために策を練るグレン。一人で救出を行おうとしていたが、イーニッドは自分も一緒に助けると言って同行を強く申し出る。

辺りが暗くなってもリックたちはまだ町の中だった。慎重に歩む足は遅く、手をつないだままの行軍はなかなか進まない。やがて、ウォーカーたちの姿におびえてしまったサムが鳴き声をあげてしまい、即ウォーカーに襲われる。

つづいて、息子が襲われたことに悲鳴を上げてしまったジェシーもウォーカーに襲われる。ジェシーはカールと手をつないでおり、襲われたまま硬直して彼の手を放さなかった。リックは手に持っていた斧で彼女の腕を切断する。

するとロンが拳銃を取り出し、リックに向ける。だが、ミショーンがその背後から刀を突きとおしたため、リックに向けられた拳銃はむなしく弾を発しただけだった。倒れたロンもまたウォーカーの餌食となる。

リックがミショーンにうなずき、息子に目をやると、ロンの無作為の発砲が右目を穿っており、カールも倒れてしまう。リックはカールを必死に抱き上げると、ミショーンが切り開く逃走路に従って走り出した。

ロンの拳銃の暴発はウォーカーの流れを作った。一瞬のスキをついて監視塔まで走ろうとするWの男とデニース。しかし、わずかに残ったウォーカーがデニースを襲ったため、それを排除しようとしたWの男はウォーカーに腕を噛まれてしまう。デニースは男に一緒に診療所に行けば命を救えると言い、二人は診療所に向かって走り出す。

一軒の家を中継し、再び診療所に向かって走る二人。男は必死にウォーカーを払いのけ、デニースのために道を作る。しかし、そのとき銃声が響き、男は一発の銃弾を胸に受ける。それはキャロルが階上から放った銃弾だった。

キャロルは引き続きデニースのために道を作り、男も瀕死ながらデニースに近づいたウォーカーを取り押さえた。

デニースが診療所に逃げ込むとヒース、アーロン、スペンサーがいた。カーテンを開けるとミショーンたちが向かってくるのが見える。デニースは住人に適切に指示を出し、カールを救命するための準備を行う。診療所に走りこんできた三人。デニースはすぐにカールの治療に当たる。

しかし、リックは息子の哀れな姿を見て我を失い、改めて斧を握ると外に飛び出し、周辺のウォーカーを無造作に蹴散らし始める。多勢に無勢の状況だったが、ミショーンをはじめアーロンたちも参戦する。

彼らが奮闘する様を室内から見ていた住民たちも徐々に参戦し、各々手に武器を持って戦えるもの全員でウォーカーの排除に当たり始める。弾丸は使わず、武器は刃物だけだった。

戦いの場を徐々に変えながら移動するリックたちを見て、キャロル、モーガン、タラ、ロジータ、そしてユージーンやガブリエルまでもが戦闘に加わる。

グレンとイーニッドがマギーが避難している監視塔のそばにたどり着くと、監視塔はウォーカーが詰め寄ったために足元が揺らいでいた。発砲し、自らおとりになるグレン。その間にイーニッドが壁に上り、マギーを救出する。

しかし、ウォーカーを集めすぎたグレンはマギーから姿が見えなくなってしまう。マギーが悲鳴を上げた瞬間、グレンの周りのウォーカーたちの頭が吹き飛び始める。見上げればエイブラハムとサシャが自動小銃でウォーカーを掃討しているのだった。

ダリルは給油車を止め、燃料を町の中心の池に捲き始める。そのころリックたちはじり貧になっていた。

しかし、給油車からの燃料の投棄が終わり、ダリルが池にロケット弾を放ったことによって、ウォーカーたちは行けに向かって歩み始め、自ら火の海に飛び込み始めるのだった。引き続き身の回りのウォーカーをひたすら排除する必要はあったが、翌朝にはアレクサンドリアはウォーカーの遺体だけが残る町になっていた。

リックは意識を失っている息子の隣で町の住民が戦えることを証明したとつぶやき、壁を建て直し、ディアナの望み通り町を拡張することを誓った。そしてそれが自分の使命であり、息子に新しい世界を作ってあげたいという忘れていた気持ちからの行いだとも。

そして死なないでくれと息子に言うリック。そのとき、カールの手がリックの手を握り返した。

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