ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第12話 「憎しみの連鎖」 あらすじ・ネタバレ


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娼婦のウェンディが街角の薬の売人に差し入れを渡すと、男たちはブルー・メスをその見返りに渡す。

別の車の中からその様子を眺めるジェシーだった。

ウォルターの車で運転の練習をするフリン。助手席にはウォルターがいた。免許の試験の際にはウォルターの車を貸してくれるように頼む。フリンは以前ウォルターに注意された両足での運転をしていたが、ウォルターは今回はそれを怒らない。

フリンを元の自宅まで送ると、スカイラーが話をしたいと言う。彼女はマネーロンダリングに使用する投資対象について、考え直したか確認したいのだった。ウォルターは彼女を巻き込まないために、彼女の意思を取り入れないようにしようとするが、スカイラーは自分が捕まらないためにも慎重に対象を選ぶように言う。

スカイラーの意見を汲むためにはある程度家族が仲良く過ごしていないといけないと主張するウォルター。その結果、週4日食事を共にすることと鍵をもらう条件を勝ち取る。

調理の後、ウォルターを飲みに誘うジェシー。ウォルターが一旦断るものの、強引に誘うジェシー

バーでジェシーはブルー・メスを取り出し、それが自分達のものであることを確かめさせる。それはコンボの敵の薬の売人から買ったものだった。コンボの敵と商売をしていることに嫌悪感を示すジェシー

ウォルターにリシンを用意して欲しいと言うジェシー。ウェンディが毎日のように男達に差し入れするハンバーガーにリシンを入れる計画だと言う。しかし、彼の要求を断り続けるウォルターは、復讐は無意味だと主張する。

病室でカードゲームに興じるハンク、マリー、フリンの3人。マリーが退院の話をすると、ハンクはまだ早すぎると言ってへそを曲げる。足が動かなくてトイレにも行けないのだから退院は出来ないと言うハンクに対し、フリンはその理由だったら自分も入院しなければならないの?ととぼけて聞くが、へそを曲げたハンクは「そうだ」と心にも無いことを言う。

ソウルのオフィスで暇を持て余しているウォルターとソウル。ジェシーが来るのを待っているらしいが、彼は来ない。ジェシーの頭を冷やさせるために彼を刑務所に入れる算段を練る2人だった。

ウェンディに毒入りハンバーガーを持っていくよう依頼するジェシー。ウェンディはためらうが、彼女には子供がいることから、売人達が子供を利用していることを挙げて始末しないと説得する。

ウォルターが元自宅でホリーをあやしていると、片付け屋がやってきた。ソウルから話を聞いたが今回の件は断ると言う。ジェシーを逮捕するとボスが怒るためだと言う。そのボスとはグスタボのことだと言う。

片付け屋はパトロール警官だった頃の話を始めた。DVの常習犯を署に送る途中で堪忍袋の緒が切れて、男の口に拳銃を突っ込んで脅したが、その時脅しただけで許したことにより、2週間後に男は女を殺してしまったと言う。「中途半端は良くない」と言って彼はウォルターの自宅を去った。

翌日、ジェシーとウェンディが車の中で売人を待ち構えていると、片付け屋がやってきてジェシーについて来いと言った。片付け屋はジェシーをグスタボの荒野のオフィスに連れてきた。

オフィスにはグスタボとウォルターをはじめ、売人の男達がいた。グスタボはジェシーの仲間を殺した売人にも非があるが、縄張りを広げようとしたジェシー達にも非があったのだから、ここで手打ちにしろと言う。そして売人達に外に出るように言う。

ジェシーはグスタボの申し出を断る。復讐心ではなく子供を使って人殺しをさせている売人達を許せないのだとグスタボに食って掛かる。それに対してグスタボは何も反論せず、外に出ていた売人達を呼び戻し、子供は使うなと命令する。

代わりにジェシーはおとなしくすることを約束し、不本意ながら売人達と握手を交わす。そして、ウォルターに対して恨めしい目を向けた。

マリーはハンクの体を拭いている。そのまま退院しないと言い張るハンクの下半身を触り、勃起すれば退院という賭けを始める。その後、ハンクは退院するのだった。

ジェシーがアンドレアとベッドを共にしていると、電話が鳴る。アンドレアの祖母からの電話だった。売人に使われていた彼女の弟が殺されたという連絡だった。

ウォルターはラボでジェシーに電話をする。彼が遅刻しているようだ。しかし、電話は留守電に繋がるのだった。

夜になってもジェシーに連絡がつかなかった。その時、テレビのニュースでアンドレアの弟が殺されたことを告げる内容だった。それを見たウォルターは夕飯もそこそこに外に飛び出す。

車の中でブルー・メスを吸うジェシー。視界には薬の売人達の車がある。銃を携えて車外に出たジェシーは一歩一歩売人の車に近づく。売人達も表に出てきてジェシーを迎え撃つ構えとなる。

ジェシーが彼らに銃を向けたその時、売人達の横から車が猛スピードでやってくる。1人を跳ね上げ、1人は車の下敷きとなった。

車の中からウォルターが飛び出し、跳ね上げられた一人が拾おうとしていた銃をすばやく拾い、頭に一発の銃撃を加える。

現状を飲み込めないジェシーに、ウォルターは一言「逃げろ」と言った。

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