ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン7 第6話 「浜辺の村」 あらすじ・ネタバレ


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どこかの浜辺。成人の女性と女の子が歩いている。女の子は身動きの取れないウォーカーを見つけると、嬉々として手にしていた槍で頭を貫く。

彼女は波打ち際にもう一体見つけ駆け寄る。彼女が槍を突き立てようとしたとき、成人の女性がそれをとめる。波打ち際の人体はウォーカーではなく、気を失ったタラだった。

それでも女の子は知られてはならないことを隠すためにと槍を下ろそうとする。再びそれを止めた女性は、波打ち際から浜辺へとタラの体を引きずった。

 


 

タラは調達のためにヒースと行動を共にしていた。2週間の約束で調達に出ていたが、成果は芳しくないと嘆くヒース。この日は海岸まで物資を探しに行って、見つからなければ戻ろうと言って捜索を再開する。

 


 

成人女性は浜辺の灌木の影に気を失ったタラを運んでいたが、自宅でいてもたってもおられなくなり、彼女の様子を見に行く。まだタラが気を失っていることを確認すると、彼女はペットボトル入りの水と少しの食料、護身用の槍を彼女のそばに置いてその場を離れた。

実はタラは目を覚ましていた。彼女が離れるとすぐに目を開け、水を飲み、食料を手にすると、槍を持って彼女の後を追う。木々の間を抜け、しばらく進むと、小さな集落らしき場所にでた。時折住人が屋外に姿を現すので、隠れながら行動するタラ。

広場のようなところでは大勢の成人女性が作業をしていたが、カチカチカチという音とともに武器庫の方へ歩んでいく。各々銃器を持って村の中へ散る住民たち。その様子を伺っていたタラだったが、突然一人の女性に銃撃される。

弾は目の前の木に当たったため、けがはなかったが、とっさに逃げ出すタラ。しかし、多勢に無勢で追い込まれつつあった。やがて、浜辺でタラを見つけた女の子が目の前に現れ銃を突きつける。

彼女が発砲しようとしたとき、再びタラを救った女性が現れ、女の子(レイチェル)を制止した。しかし、タラたちは他の住民に囲まれる。

住民の中から年配の女性が現れ、タラを救った女性(シンディ)をその場から離れさせる。そして、命乞いをするタラを住民たちは無言で見守る。

 


 

タラとヒースはバリケードで道をふさがれた橋を見つける。バリケードを乗り越えると人がキャンプしていたような形跡があったが、人影はなかった。

中ほどにレジャーシートで遮られた場所があった。奥へ進むと、ダンプカーから降ろされたと思われる大量の砂の山があった。砂の山からはみ出ているバッグをタラが見つけ、それを引き抜こうとする。その間にヒースが足元の砂をのけると、大量の弾丸が混じっていた。

嫌な予感がしたヒースが、バッグを引き抜こうとするタラを止めようとするが、ちょうど彼女がバッグを引き抜いたところだった。砂の山が崩れ、中から生き埋めにされていたウォーカーが大量に這い出す。

タラとヒースはそれぞれ応戦するが、ヒースはタラを置いてシートの向こうへ姿を消してしまう。

 


 

タラを囲んだ住人の中から現れた年配の女性はナターニャと名乗った。 他にキャシーとベアトリスという名の女性が屋内でタラの聴取を行う。

タラはアトランタから友達と移動しつづけていたが、はぐれてここにいるという。そして例の橋でウォーカーに襲われ、逃げようとして橋から落ち、流されてこの場にいると説明する。

ナターニャはその橋がどこか心当たりがあるものの、集落を見られたよそ者を殺さずにいた試しはないと伝える。しかし、今回はタラが逃走時にベアトリスから銃を奪っても殺さなかったこと、孫娘のシンディが彼女をかばったことから殺さないでいると伝える。

とりあえず解決策が思いつかないため、タラは拘束されたまま聴取された部屋に置いて行かれてしまう。

 

夜、キャシーがタラを迎えに来て、ナターニャの家へと連れてきた。ナターニャはタラに食事をふるまう。

ナターニャはタラに村に定住するようにと誘う。タラの友人(ヒース)も住んでいいと言うが、住民に一人も男性がいないことから、男子禁制なのではないかといぶかしむタラ。しかし、実態は他のグループと揉めたことで、男性が全員殺されてしまったのだった。

彼女たちの正直さにほだされ、タラは真実を告げる。自分が別の町からやってきたこと、危険なグループとの戦いで衛星基地を壊滅させたこと、このコミュニティと仲間になり今後も危険なグループから互いに身を守りたいことを告げる。

ナターニャは申し出をすぐには受け入れられなかったが、ヒース探しと共にタラのコミュニティの様子を伺いに行くことにした。同行するのはベアトリスとキャシーで、シンディは外出を許可されなかった。

 

二人の同行を受けながら橋の方角へと向かうタラ。森の中には集落の住民が仕掛けたウォーカー避けのベルなどがある。

やがて、ツタに捕らわれた一体のウォーカーに出会う。緊張してナイフを構えるキャシーだったが、タラは自分にまかせておけと言って先行してウォーカーに歩み寄る。そして、ナイフを振りかぶるとそのまま逃走した。

タラの逃走を止めるため、銃撃する二人だったが、森の中では弾が当たりにくかった。逃走の中でタラはキャシーを捲くことに成功するが、ベアトリスの銃を奪うために再び身を隠していた場所から外に出る。

ベアトリスともみ合いになるものの、今度は彼女が銃を構えて優位に立ち、タラがナイフを置かざるを得ない状態になった。ベアトリスはタラたちが襲った衛星基地は救世主のグループの拠点の一つであり、戦いは終わらないと告げた。

その告白から、ベアトリスたち集落の男性を皆殺しにしたのも救世主であることを悟るタラ。そして、ベアトリスは2度と彼らに見つからないためにもタラを殺さなければならないと言って引き金に指をかける。

しかし。そこにシンディが現れ、ベアトリスを押し倒す。彼女がタラに逃げるように言うと、タラは弾かれたように走り出す。

やがてシンディがタラの後を追って走ってくる。シンディはタラに戻らないことと、村のことを仲間に話さないことを誓って欲しいと言った。タラはその言葉に誓うと答え、シンディが準備していた食料と槍を受け取る。シンディはさらに彼女を橋まで案内すると言った。

 

橋には変わらずウォーカーの姿があった。車列に隠れながら橋を渡ろうとするタラとシンディだったが、車から突然顔を出したウォーカーに襲われ、物音を立ててしまったため、すぐに目論見は崩れる。

仕方なく強行突破することを選ぶタラ。シンディは射撃の名手だったため、タラの突破を援護する。やがて、シンディの弾が尽きるころ、タラはダンプカーの砂の山の場所までやってきた。

橋から落ちたときのことを思い出すタラ。自分を置いて逃げたと思ったヒースは、車の屋根の上へと場所を変えて射撃をし、タラを救ったのだった。しかし、ヒースの弾も切れたころ、タラはウォーカーに押し寄せられ、橋の下の川へと落ちてしまう。

周辺にはヒースらしきウォーカーはおらず、一安心するタラ。そして、橋を渡り切ったところには、側道の土にあえてつけたと思われる、轍があった。タラはそれがヒースの残したものだと信じ、歩みを進める。

 

やがてタラは一人でアレクサンドリアに戻った。門で見張りをしていたユージーンから、救世主に襲われた町の状況を聞いたタラ。デニースが死んだことも伝えられた。銃器の手がかりを求める住民もいたが、彼女は何も見つけられなかったとだけ答えた。

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