ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン3 第12話 「守るべき思い出」 あらすじ・ネタバレ


各ドラマの各シーズン1へのリンク集はこちら
おすすめ海外ドラマ あらすじ・ネタバレ 各シーズン1話目リンク



リック、カールはミショーンの運転で車で移動していた。途中、車道の脇から男が同乗させて欲しいと声を上げている場面に出くわすが、無視する。

その後、事故で車道が塞がれている場所に出くわし、脇の草地を抜けようとすると、タイヤがぬかるみにはまってしまう。ぬかるみから出るために道具を集め、いよいよ脱出という時に、遠くから先ほどの男が走り寄って来た。

しかし、三人は再び男を無視して来るまで走り去ってしまう。

三人がやってきたのは小さな町の刑務所だった。リックたち一家が住んでいた町で、銃器を集めにきたようだ。しかし、弾丸が十分ではなかったため、町の別の場所も探す事にする。

町の大通りに出ると、バリケードブービートラップで要塞化されたような場所があった。誰かが立てこもっているように思えるというミショーンの意見にうなずきつつ、先に進むリック。そのとき三人から少し離れたところにウォーカーが現れた。

迎え撃とうとするミショーンだったが、ウォーカーが要塞の罠にかかりそうな事に気づいたリックが止める。やがてウォーカーが腰の高さに張られた紐に引っかかると、即座に頭を撃ち抜かれた。

狙撃手はビルの上におり、三人に対しても武器や身につけているものを置いて立ち去るようにと脅す。ミショーンは自分が屋上に行って武器を奪うと宣言し、リックの反撃とともに三人は展開する。

しばらくの銃撃の後、狙撃手は地上に降りて来てリックを執拗に狙った。しかし、影に隠れていたカールが横から狙撃手を射撃する。狙撃手は防弾チョッキを身につけており、命は助かった。彼が被っていたマスクを外すと、そこには目覚めたばかりのリックに状況を説明し、救ってくれたモーガンの顔があった。

気絶したモーガンを屋内に連れ上がるのにも、ブービートラップを避けるのに苦労した。なんとかベッドルームに連れ上がると、そこには多量の銃器や銃弾が置いてあった。

モーガンをベッドに横たわらせ、銃器を漁っていると、昔リックが渡した無線機もあった。それを見つけて、銃器だけ頂戴して立ち去ることをやめ、モーガンの目覚めを待つ事にしたリック。一応気絶したモーガンの手足は拘束した。

モーガンの目覚めを待つ間にベビー用品店からベビーベッドを頂戴して来るというカール。ミショーンもそれに同行する。しかし、カールはミショーンがウォーカーに気を取られているうちに、一人で先に行こうとする。

一度追いついたミショーンだったが、どうしても一人で行動したそうなカールから距離を置いて付いて行く事にした。

リックは所在無さげに部屋で銃を触っていた。モーガンは密かに目覚め、ベッド脇に隠していたナイフで拘束を解くと、リックに襲いかかる。その気配にリックはいち早く気づき、二人はもみ合いになる。

必死に自分がリックである事を伝えようとするが、モーガンは興奮した様子で話を聞かない。そのまま彼はリックの肩口にナイフを突き立てるが、リックの反撃により、戦意を失う。戦意を失ったモーガンはひたすら自分を殺して欲しいと訴え続けるのだった。

リックはモーガンに無線機を見せ、なんとか自分の事を思い出させることに成功する。彼はリックと分かれ、しばらくしてから、毎朝屋上で息子と二人で無線機の電源を入れたが、リックの返事を受けられないうちに息子も死んだ事を怒りのうちにほのめかした。

息子は自分が食料を探しているうちに妻のウォーカーを家に入れてしまったらしい。自分が見ている目の前で息子が妻に殺されたことから、ついに妻を殺したというモーガン。彼は妻が転化しなかったリックは幸せなのだと言う。

カールとミショーンはある店に入った。檻に入ったネズミをおとりに多数のウォーカーを引きつけ、カールは店のカウンターの上にかけられた写真立てを手に取った。

しかし、ネズミが檻から脱走したため、ウォーカーに囲まれそうになる二人。何とか店の外に逃れて扉を閉めることで逃れたが、脱出の際に写真立てを落としてしまう。それを取りに戻ろうとするカールだったが、ミショーンが意地でも自分が行くと言って譲らない。

ついにカールが折れると、ミショーンは裏口から中に向かう。しばらくすると、格闘の様子も無くミショーンが戻って来る。どうやらウォーカーがカールの影で入り口付近に引きつけられていたため、こっそり目的のものを手に入れられたらしい。

その写真にはリック、ローリ、カールの三人が写っており、カールはジュディスに母の顔を見せるためにそれを手に入れたかったらしい。カールはミショーンに礼を言い、カールからミショーンに向けていた不信は晴れるのだった。

リックはモーガンを連れ帰ろうとするが、彼はかたくなにその町から離れないと言った。リックが帰り支度を整えた頃、ベビーベッドを持ったミショーンとカールが戻って来た。

カールは車に荷物を積み込みながら、ミショーンと上手くやって行けると言う。そして、今度はミショーンがリックに「死者を見ているのか」と問い、なぜなら自分も彼氏の影とよく話をするからだと付け加える。

刑務所への帰り道、まだ新しい死体と脇に大きなデイバッグが落ちていた。それは行きの道のりで助けを求めていた男のものだった。一度は行き過ぎたものの、車で引き返し、これまで生き延びてきた男の荷物を拾い上げるのだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください