ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン3 第1話 「厳しい冬を越えて」 あらすじ・ネタバレ


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屋内に飛び込むや、中にいた二体のウォーカーのうち一体をサイレンサー付きの銃で仕留めるリック、続いて入って来たダリルがもう一体も始末する。

さらに続くのはTドッグとカール。少し成長したカールの手にも銃があった。四人はそれぞれ屋内を探索し、カールはもう一体のウォーカーを見つけ、その銃で始末する。

屋内が安全であることを確認したころ、他のメンバー達も続いて屋内に入って来る。一時の休息だったが、無言で時を過ごす彼らの雰囲気は良くなかった。やがて庭先にウォーカー達が集まって来るのを確認すると、再び彼らは車に乗り込みその場を離れるのだった。

車を停め、これからの行き先を話し合うメンバー達。周辺を多くのウォーカーに囲まれ、常に移動を繰り返しながらしか生活出来ないことが目下の悩みのようだった。

西から抜けることを提案するリックに、その方向は冬の間中通れなかったと言うTドッグ。どうやら彼らはひと冬を越えたようだ。リックはTドッグの発言にうなずきながらも、以前より更に西に行くことを提案する。

リックとダリルは食料を確保するために車から離れて探索に出ると、金網の柵に囲われた施設を見つける。柵の中にはまばらにウォーカーが居るものの、リックは決意を固める。

メンバー全員で柵の前に集まり、金網を破いて中に入る。金網を破いた箇所はロープで塞ぐ徹底ぶり。彼らがくぐった金網は施設の外周にあり、その内側に更にもう一つの金網の柵があった。その間は通路のようになっていて、ウォーカーのいない安全地帯だった。

リックは更に内側の金網に囲われたウォーカーを始末し、安全地帯を広げることを提案する。そして各メンバーに素早く配置の指示を出し、自分が最も危険なーー施設本体のゲートまで走ってそれを閉じ、中からウォーカーが出て来ないようにする役割を買って出る。

メンバー達は各持ち場につき、冷静に役割を果たす。戦いへの慣れが見て取れる彼ら。リックも危なげなくゲートまで走りきり、ゲートを封鎖する。あとは安全な場所から于内側のウォーカーを始末するだけだった。

以前まで逃げ惑うばかりだったキャロルさえもライフル銃を操り、ものの数分で作戦通りに始末を終える。彼らは笑顔で内側の敷地に入り、自分たちの安全地帯に喜びを分かち合う。

夜、火を囲んで質素な食事を摂りつつ、安全を喜ぶメンバー達。しかし、リックは内側の金網に沿って見回りを続けているため、彼らとの団らんの時間には加わらなかった。

また、ダリルとキャロルは少し離れたところで会話をしており、牧場に居た頃にやや険悪だった関係が改善していることを伺わせる。

やがて団らんの輪に戻って来るリック。彼は皆に早く寝るように言う。なぜなら明日はもっと大変だからだ。

彼らが陣取った場所は刑務所の庭で、リックは所内の物資や弾薬を確保するために中に入らなければならないと言った。

再び見回りにその場を離れるリック。ローリは彼を追いかけ、みんなリックに感謝しているものの、英気を養うために数日待ってから行動にしないかと提案する。しかし、リックはそれを受け入れなかった。

その態度から夫婦のコミュニケーションはあまり上手くいっていないことがわかる。


ある町の店舗。ウォーカーが佇むそこへ人影が入って来る。人影を追ってゆらゆらと歩くウォーカー。しかしなにも見つけられなかった彼が方向を変えると、突然強烈な蹴りを浴びせられ、棚に叩き付けられる。瞬間、首を跳ねる一閃。ウォーカーの頭部は胴体と切り離される。

底に立っていたのはドレッドヘアの女性だった。彼女は手に持つ鋭い刀をふるい、更に二体のウォーカーを屠るのだった。そして彼女はウォーカーとの格闘によって床に散乱していた飲み薬の袋を手に取った。


翌朝、前日封印したばかりのゲートを開け、リック、ダリル、Tドッグ、グレン、マギーは敷地の奥に侵入する。元々看守だったと思われるウォーカーがヘルメットを身につけており、簡単には頭部を破壊出来なかったが、刃物を首から上に突き上げるようにして、彼らを排除した。

建物の中に入るとウォーカーの姿はなかった。看守室には自害したと思われる看守の死体があり、その腰から鍵束を頂戴するリック。その鍵を使い、独房寮に侵入する。

独房寮には檻から出られないウォーカーが数体いたが、折の外からナイフを突き立て彼らを始末。確保した安全地帯は囚人用とは言えベッドのある空間だった。


ドレッドヘアの女性が別の建物に戻ると、底には二体の腕の無いウォーカーが繋がれていた。

彼女が扉を開けて別の部屋に入ると、床にアンドレアが倒れており、具合が悪そうにしていた。アンドレアを助け起こした女性は、先ほど手に入れた薬を彼女に飲ませる。アンドレアは発熱しているようだった。

数日後に出発するという女性に対し、アンドレアはもう自分が足手まといにしかならないことから一人で行けと言う。女性はその日のうちにアンドレアと一緒に建物を出た。その手には二体の腕無しウォーカーを繋いだ鎖も握られていた。


リック、ダリル、Tドッグ、グレン、マギー、ハーシェルは独房寮を離れて獄内の別の場所の調査を始めた。暗く、似たような牢が並ぶ通路では道に迷わないように独房寮に向かう矢印をスプレーするグレン。

廊下にウォーカーの死体は多くあり、緊張感は継続するものの、動くウォーカーの姿はなかった。が、それらは突然姿を現した。数の多さに撤退を始めるメンバー達。しかし、逃走中にハーシェルが足首をかまれてしまう。

ハーシェルを抱え、手錠で封印された扉の前までやって来たメンバー達、斧で手錠を切断し、中に入ると内側から扉を封印する。

ハーシェルを床に寝かせ、太ももをきつく縛ったリックは、ためらう間もなく斧で彼のひざ下をたたき落とした。ハーシェルは気を失ってしまい、その出血を止めようと周りを見回すメンバー達。

そのとき、部屋の奥に人影が現れ、壁に張り付くようにこっちを見ていることに気づく。ダリルはボウガンを構えるが、その人影の一人が「なんてこった」と人語を話した。

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