ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン4 第9話 「膨らむ疑惑」 あらすじ・ネタバレ


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ハンクの自宅に彼を迎えに来たウォルター。また鉱物の展示会と嘘をついてハンクと共に出掛ける。車を走らせ始めるとすぐにタイラス(グスタボの手下)の車が後ろについていることに気付くが、ハンクに黙ってポジョスの駐車場に向かう。

グスタボの車のタイヤの陰からGPSトラッカーを取り外してすぐに車に戻ったウォルター。ハンクは店に入って何か買い物をしたほうが怪しまれないと言うが無視して車を出す。

ハンクの自宅でGPSトラッカーを解析すると、店と自宅の間だけしか移動していないような記録だった。ウォルターは本当に彼はシロかもしれないとうそぶく。ハンクの自宅を出たウォルターはタイラスの車の隣につけ、これ見よがしに携帯で怪しい車の存在を警察に通報する。

ラボに出勤したウォルター。工場の表で煙草を吸っているジェシーがいた。作業に取り掛かろうかと声をかけてラボに降りようとすると、ジェシーがもう終わったと言う。ジェシーの元に近寄ると、グスタボ暗殺はチャンスがなくまだ実行できていないと彼は報告した。

スカイラーは洗車場の経理を終えてウォルターに電話をかけた。経営が順調なので『副業』は必要なくなるだろうという報告と、そのため彼に手を引く準備をするように勧めるための連絡だった。ウォルターはそうすると答えてベッドに入る。

しかし、そのときウォルターの携帯が鳴る。ハンクはロス・ポジョスの供給センターに目をつけ、そこに乗せて行ってほしいという電話だった。ウォルターが腹痛を言い訳に断ると、今回は別の人に頼むと言うハンク。ウォルターは慌てて、腹痛が治ったら連れて行くから1,2日待てと言う。

すぐにマイクに電話してハンクが供給センターに現れるであろうことを報告したウォルター。その後、一度ソースの樽に漬かったブルー・メスの袋を洗浄するジェシーの姿があった。

スカイラーは洗車場でレジ打ちを行って架空の売り上げを立てていた。そこにテッドが姿を現す。彼はスカイラーに国税庁からの召喚状を見せる。彼はスカイラーに帳簿の数字を改ざんする良い方法がないか相談しに来たのだった。

スカイラーはテッドが有罪になると帳簿に関わった全員のメール監視や通話記録を取得する権利が発生すると説明し、うろたえる。それを聞いてテッドは何とかすると言ってその場を離れる。

マイクとジェシーはブルー・メスを隠す作業をしていた。ジェシーはマイクに対し、ハンクが殺されればウォルターはメスを作らないだろうと説明する。

作業を終え、ジェシーと別の作業員が道具を屋外に持ち出すと、突然作業員の一人が頭を撃たれて倒れる。遠距離からの狙撃だった。呆然と立ち尽くすジェシーをマイクが押し倒し、物陰に隠れさせる。

そのときグスタボが屋内から現れ、弾が飛んできている方向に物陰に隠れることもなく堂々と歩きだす。両手を広げ、自分の存在を主張するグスタボ。狙撃手は彼の顔を確認し、狙撃を止めた。

ウォルターがラボで作業をしていると、ジェシーとマイクが遺体を運んできた。ウォルターが矢継ぎ早に質問をするが、マイクは黙って空の容器を出せとしか言わない。

工場の表でマイクに命を救われた礼を言うジェシー。しかし、グスタボが狙撃の中を堂々と歩いたことに対する疑問をぶつける。マイクはカルテルは彼の販売ルートが必要だから殺せない、とだけ答える。

国税庁のオフィスで監査員がテッドを問い詰めていると、派手派手しい恰好をしたスカイラーが入ってきた。恰好に見合った品位であまり賢くない説明をすることで調査員に無知な経理担当の帳簿だったと思わせることに成功したスカイラー。これは意図的な犯罪ではなく追徴課税と罰金を払うことで問題を解決できる方向に仕向けたことを意味する。しかし、テッドには61万ドルを支払う資産はなかった。

グスタボの自宅を訪れるジェシー。調理をしながらまずは食事をしようと言うグスタボ。ジェシーは煙草の箱を見つめる。

食卓に着いた二人。今回はグスタボが彼を招待したらしい。グスタボは腹を割って話したいと言い、「君はウォルターの助けがなくてもメスを作れるか?」と問いた。それを聞いて激昂するジェシーカルテルとの全面戦争を避けるためにもジェシーの助けが必要なので質問に答えろと命じる。

その夜スカイラーは自宅に隠していた現金を見つめて何かを思っていた。

ラボで作業を終えたウォルターは駐車場でカギをもてあそび落とす。カギを拾おうとかがんで、ジェシーの車に取り付けてあったGPSトラッカーを取り外し、自宅に持って帰って彼の動きを解析していたが、そこでジェシーから電話が入る。

ジェシーの自宅を訪れると、ジェシーはグスタボからメキシコに行ってカルテルに製法を教えるように指令を受けたと話す。メキシコで失敗をすれば自分もウォルターの身も危ないと興奮気味に話すジェシーは、ウォルターに製法を丁寧に教えて欲しいと頼む。

ウォルターはそれだけの指令を受けながらグスタボと会っていないと言うジェシーを疑う。ウォルターはGPSトラッカーの追跡結果から、彼がグスタボの自宅を訪れていたことを知っていることを明かす。

パートナーに追跡装置を取り付けられていたことに怒りを覚えたジェシーGPSトラッカーをウォルターに投げつける。メガネが落ち額に傷を負ったウォルターはジェシーにつかみかかる。

家の中をめちゃくちゃにしながら殴り合いのけんかをする二人。最終的にウォルターを馬乗りになってジェシーが殴り、二人は一旦落ち着く。立ち上がったジェシーは歩けるならすぐに出ていけとウォルターに言い二階へ上がってしまう。ウォルターはメガネを拾い上げ家を出ていく。

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