夜、ディアナ一家はエイデンの死を悼むために彼が好きだったCDをかけ、聞いていた。一方、キャロルの元にはサムがやってきて、窓をたたく。サシャは見張り塔からライフルのスコープを覗き、外のウォーカーを見張っている。
悲劇の後の町の人々の様子は様々だったが、不穏な雰囲気であった。
ダリルとアーロンはスカウトのために外に出ていたが、ダリルが闇夜の中に人の気配を感じ取る。
ディアナはニコラスに話を聞いた。いつも通りビデオを撮ってのことだった。ニコラスはグレンを悪者にするように話をする。一方グレンはリックに真実を正直に話した。彼は目の前でノアが死んだことを悲しんでいた。
ディアナはニコラスの話を冷静に分析し、ニコラスとグレンの双方に外出禁止を命じた。
グレンから話を聞いたリックは、町の主導権を握る話をもちかけそうになるが、グレンが「もう町の住人とは仲間だ」と言ったことから、打ち明けることをやめる。
その後リックはキャロルと話をする。キャロルはピートの処分について決心を固めてくれたかと尋ね、サムから聞いたDVの状況を生々しく話す。
翌朝、ミショーンが目覚めると、ロジータが部屋にやってきた。彼女はサシャが監視塔に一晩中おり、エイブラハムが交代したにもかかわらず戻っていないことを報告する。
森に捜索に出るミショーンとロジータ。アレクサンドリアへ入って以来、街の外に出たことが初めてだと言うミショーンは、慣れない感覚を身に覚えていた。それを正しいと言うロジータだったが、ミショーンは様々な感覚が鈍ることを恐れていた。
エイデン達の墓標の前にたたずむディアナ。そこにリックが現れ、ピートのことについて報告する。しかし、ディアナはそのことを知っていた。
ディアナは彼の性質を知っていてもなお、外科医である彼を守ろうとした。リックは彼を説得して別居させることを申し出る。そして、彼が言うことを聞かなければ殺すとも言う。
ディアナは文明人らしい処遇として、処刑はせずに追放することを申し出る。リックはその行為は町を危険にさらすことになると反論するが、ディアナは二度と口出ししないでほしいと言う。
森のところどころにはウォーカーの遺体があった。それをサシャの仕業だと見抜くロジータ。二人はさらに捜索を続ける。
カールも森の中を歩き、イーニッドを探す。そこに逆にイーニッドから声をかけられる。いつも追跡していたことを悟られていた。イーニッドは彼のことを少し恐れていると告白しつつも、カールと共に行動することを楽しむかのように森を逃げ回った。
やがて木の根元に腰かけると、二人は身の上話を始める。イーニッドが町に来る前の話を聞こうとしたとき、ウォーカーの気配がする。二人は朽ちた木の幹の隙間に体を滑り込ませ、それらをやり過ごすが、狭い空間に二人でいたことで、より心の距離を縮めた。
ニコラスは森の木のふもとから空き缶を掘り起こし、中にあった拳銃を手にした。それはリックがアレクサンドリアに入る前に隠した拳銃だった。
サシャは森の中でウォーカーを狩っていた。そこにミショーンとロジータが現れるが、町を守るだけの生活にうんざりだと言って引き続き借りを続ける。
すると、さらに多数のウォーカーが現れたため、サシャは次々にその頭部を撃ち抜いていく。サシャの無謀だが攻撃的なふるまいは、ミショーンにも以前の感覚を思い出させた。彼女もウォーカー狩りに参戦し、続いてロジータも戦った。
戦闘後、サシャはミショーンに対し、「あの町に染まってしまったあんたには、私を救えない」と言ってその場を離れる。
ダリルとアーロンは森の中にバラバラにされたウォーカーの遺体を見つける。少し離れた場所には、生きた人間が木に縛られて、腹を食い破られた状態のものもあった。それらの残虐な行為を行った人物に危険を感じるダリルたちだった。
リックはジェシーと1対1で話をし、ピートのことを何とかすると宣言する。しかし、ジェシーはそれが逆効果になると言って助けを拒むのだった。
収まらないリックは一度その場を離れるが、再びジェシーを訪ね、サムがジェシーを守るために銃を欲しがったことを話す。さらにリックは献身的な言葉でジェシーを説得し、「助けてほしい」と言ってくれと言う。その熱意に突き動かされ、ジェシーはリックの申し出に賛成する。
そこにピートが現れる。リックに家から出て行けと言うピートに対し、ジェシーはあなたが出て行ってと応える。その言葉に逆上したピートはジェシーに向かって大声を上げる。
リックもピートに対し、家を出ていくのは自分とお前だと宣言するが、それを聞いたピートはリックに殴りかかる。殴り合いは家の外に場を変え、止めに入ったジェシーやカールも巻き添えでそれぞれの身内に殴られてしまう。
ピートを締め落とそうとしたとき、ディアナが止めに入る。ディアナの制止には従ったものの、もみ合いから起き上がりざまに銃を構えて周囲の人々に向けるリック。
リックはディアナのやり方ではやがてこの町は崩壊すること、現実を見て戦っていかなければならないこと、誰がこの町で生きるべきか決めること、などを吠えたが、ディアナは町で生きていくべきでない人間が誰か分かったと答える。
それは自分のことかと、さらに声を荒げるリックだったが、制服姿のミショーンが背後から殴りつけ、気絶させることでそのやり取りは終わることになった。