ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン2 第4話 「崩れゆく生活」 あらすじ・ネタバレ


各ドラマの各シーズン1へのリンク集はこちら
おすすめ海外ドラマ あらすじ・ネタバレ 各シーズン1話目リンク



ウォルターの自宅のプール。水中には片目がとれたピンクのクマのぬいぐるみが漂っている。水上に防護服を着た人物が現れぬいぐるみを引き上げる。

ぬいぐるみはビニール袋に詰められた、いかにも証拠品という品の列の端に並べられる。その証拠品の中にはウォルターのメガネもあった。


バイクで夜のコンビニエンスストアに立ち寄るジェシー。店の中にはウォルターがおり、彼はすぐにはメスの精製を再開できないことを伝える。先日の件があってから20分以上家を空けると家族が心配するのだという。

ジェシーがハンクに金を取られて困っていることを伝えると、ウォルターは600ドルだけ手渡した。不満を言うジェシーだったが、店に警官が入ってきたためその場はとりあえず解散となった。

翌朝スカイラーが目覚めるとウォルターはキッチンで朝食を作っていた。日ごろそのようなことをしない彼の変わりように戸惑うスカイラーとジュニア。

ジュニアが友人の迎えで学校に向かった後も妙に明るく振舞うウォルター。その中で、先日スカイラーに指摘された二台目の携帯について、彼女が聞いた音楽は薬を飲むためにセットしておいたアラームだったのではないかと言う。

言い訳がましいウォルターに逆に不安を覚えたスカイラーは、ウォルターが背中を向けて食器を片付けている間に車に乗ってどこかに出かけてしまう。

そのころジェシーは裁判所の一室で弁護士と両親と顔をあわせ、家からの立ち退きを迫られていた。先日ハンクがジェシーの母を訪れたために、心配した母がジェシーの自宅を訪れ、薬物を製造していることがばれてしまったのだった。結局抗うこともできないまま、ジェシーは72時間以内の退去を命ぜられた。

夕方手持ち無沙汰で一人で自宅のソファーに座っているウォルター。そこにスカイラーが帰ってくるが、ウォルターからの問いかけに素っ気無く答え続ける。ウォルターは彼女の機嫌を損ねてしまったことを改めて知る。

ジェシーが自宅で寝ていると母がやってきた。何とか母の優しさにすがろうとするジェシーだったが、その間にすでに荷物の運び出しが始まっていた。ジェシーに更正してもらうために母は徹底的に厳しくあたることにしたようだ。

怒り狂うジェシーだったが、母は出て行くときに鍵を置いていけと言葉を残して帰っていった。

ウォルターが翌朝も朝食を作っているとジュニアの友人であるルイスが家のチャイムを鳴らした。ルイスは「フリン」を迎えに来たと言う。戸惑うウォルターだったが、それはジュニアのことだった。

フリンを見送った後、スカイラーに息子の呼び名が変わったことを知っていたか確認するウォルター。スカイラーは当然知っていたと言う。ウォルターが薬の精製に躍起になっている間に家の状況が変わっていたらしい。

そのとき電話がかかってきたため、電話に出るウォルター。スカイラーはその隙に行く先を言わず、数時間後に戻るとだけ伝えて外出してしまう。

スカイラーの態度にイラつくウォルターには、家を追い出されると必死に訴えるジェシーの言葉は届かず、電話線ごと切られてしまう。

友人を頼るも泊めてもらえるところがなく、公衆電話で交渉をしている間にバイクすら盗まれてしまったジェシーは、キャンピングカーを預けているレッカー業者の駐車場に忍び込もうとする。

忍び込む際に仮設トイレの屋根に乗ったところ、その屋根が破れ汚物の中に落ちるジェシー。ぼろぼろになりながら何とかキャンピングカーにたどり着くものの、匂いにむせ返り、車の中のガスマスクを身につけて寝てしまう。

朝、スカイラーはまた外に出て行ってしまう。ウォルターはもう行き先を聞いたりしなかった。そこにフリンが起きてきたため、ウォルターは楽しいことをしようと言って連れ出す。

ウォルターはフリンを広い駐車場につれてきて車の運転の練習をさせていた。小児マヒの影響で半身が不自由なフリンはアクセルとブレーキそれぞれに足を置いていたが、片足で運転すべきだと強制するウォルター。スカイラーとのことがあり、フリンが難しいと言うのを聞き入れない。

結局車は外周の車止めを弾き飛ばして停まることになった。ウォルターの気晴らしにフリンが巻き込まれ、なおかつ後味の悪い親子のコミュニケーションになった。

バッジャーのいとこが朝目覚めると、壊れたトイレとキャンピングカーまで点々と続く跡に気づいた。彼が散弾銃を持って車に乗り込むとジェシーがいた。

車の修理代、トイレの修理代、レッカーの残りの費用合わせて2000ドル払うと約束したジェシーはとりあえずその場を離れるが、バッジャーのいとこ(クロヴィス)は車の中の器具を売り払おうとしていた。

事務所でクロヴィスが器具の買い手を探して電話をしている隙に、再び敷地に忍び込んだジェシーは、キャンピングカーに乗って柵を壊して出て行くのであった。

ウォルターの自宅。スカイラーに話をしたいと持ちかけるウォルター。

ウォルターは一人の時間を持ちたいと言ったり、家族の気持ちをおろそかにしてしまったことを詫び始めた。絆を失いたくないというウォルターに同意するスカイラー。しかし、スカイラーが求めていたのは謝罪の言葉ではなかった。

スカイラーはウォルターに嘘ばかりつくのはやめて欲しいと泣いて訴える。それに対してウォルターが何を話せばいいのか分からないと言うと、スカイラーは再び車に乗って出て行ってしまう。

スカイラーを追って外に出たウォルターの目の前にはジェシーのキャンピングカーが停まっていた。ウォルターが車に乗り込むと、ウォルターが持っている金の半分を受け取ったらすぐに立ち去るという。スカイラーとのこともあり頭に血が上ったウォルターは、車の中に入ってジェシーと殴り合いのけんかを始めてしまう。結局若い力に打ちのめされそうになったウォルターだったが、ジェシー自身が手を止めた。

最終的にウォルターは半分の金をジェシーに譲るのだった。

One thought

  1. こんにちわ
    このシリーズ、冒頭部分の思わせぶりなモノクロシーンが何度も出てくるので、少しイラッと来るものがありました・・・。
    ウォルター&ジェシーですけども、いったい何度殴り合いのけんかをすればいいの?ってくらいやりあってましたよね・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください