プールサイドを防護服を身にまとった人々が歩いている。プールから引き上げられたピンク色の熊のぬいぐるみ。また、ウォルターのものと思われる壊れたメガネも証拠品の袋に入れられている。
家の前の駐車場にはひび割れたフロントガラスの車と、2つの遺体収納袋が並べられていた。
薬のおかげで体調が良いと言って仕事に出ようとするウォルターだが、スカイラーに引き止められる。週末にパーティーをするので体調を整えておいて欲しいという。仕方なくスカイラーの言葉に従い、自宅のベッドで横になるウォルターだが手持ち無沙汰だった。
ジェシーに連絡を取り、レストランで会い、ガンがかなり良くなったことを報告する。その報告に喜びつつ、今後のビジネスの方針を相談するジェシーだったが、ウォルターは在庫を売り切ったら足を洗いたいと言う。
ウォルター家でのホームパーティー。ウォルター、ハンク、フリンはプールサイドのテーブルを囲んでいる。饒舌なハンクと対照的に不機嫌そうにテキーラを飲むウォルター。
ハンクがおかわりを催促したのでグラスに注ぐウォルター。フリンのグラスにも注ぐ。未成年ではあるものの、ホームパーティーでの親からの杯なので、目をつむるハンクだったが、杯を空けたところにウォルターはまた注ぐ。
それを飲み干したフリン。更に注ごうとするウォルターに対し、ハンクはグラスを手で蓋したが、その上からテキーラを注がれる。ハンクはもう飲まなくていいとフリンに耳打ちして、他のテーブルに回すふりをしてウォルターからボトルを離すために立ち上がる。
そこでウォルターは「ボトルを返せ。この家も酒も俺のものだ。」と声を荒げる。様子がおかしいことに周りが気づくが、ウォルターの目は据わっている。そのとき、酔いの回ったフリンがプールに吐き始めたため、自体は一旦うやむやに収まる。
ジェシーのアパート。仲むつまじく朝食を摂るジェシーとジェーン。ジェシーはこの日、ジェーンと一緒に過ごすと約束をする。
ウォルターはベッドで目覚めるが二日酔いの様子だ。すでに仕事に出ているスカイラーに電話をかけるものの、留守電になったため謝罪の言葉を残す。
家のシンクの蛇口をひねると茶色い水が出てくる。給湯器のタンクがいよいよダメになったようだ。ホームセンターに給水タンクを買いに行き、気前良く品質の高い高級給湯器を購入する。
ジェシーはジェーンと共に、ジェシーが子供のころに描いたヒーローの絵を見て笑っている。そのとき、ドアをノックする音が聞こえてきた。外の様子を見たジェーンが慌てて裏口から自分の部屋に戻る。ノックの主はジェーンの父親だった。ジェシーも表に出てジェーンからの紹介を待つが、ただの隣人として紹介されショックを受ける。
ジェシーの部屋に戻ってきたジェーン。さきほどのことについて口論が始まり、売り言葉に買い言葉となるが、ジェーンが「彼氏になったつもり?」と口にしたことから、ジェシーはアパートを飛び出し、車に乗って走り去る。
ウォルターが給湯器を取り付けているとフリンが帰ってくる。お湯を出して無事に取り付けが終わったことを確認する二人。そこで、ウォルターは前日の出来事についてフリンに謝罪する。謝罪の後、給湯タンクが設置してある部屋に道具を片付けに戻ったウォルターは、床板が腐っていることに気づく。再びホームセンターで床材を購入したウォルターは床下の大工事を始める。
オフィスで残業をしているスカイラー。売掛金と買掛金が合わないことを社長であるテッドにつぶやく。明日調べることを約束して立ち去ろうとするテッドだったが、そのときスカイラーがすすり泣きを始める。
ウォルターの治療が完了すれば家族が元通りになると信じていたが、結局何も変わっていないと思って悲しくなったのだという。スカイラーを励まし、手を握るテッドであった。
翌朝もウォルターの床下工事は続く。呆れながら朝食を摂るスカイラーとフリンを横目に片づけをするウォルター。本当は今日から仕事だったようだが、家の修復が最優先であることをほのめかして、作業に戻る。スカイラーとフリンは更に呆れる。
ジェシーが自宅でイライラしていると、一枚の紙がドアから滑り込んでくる。そこには『ごめんねガール』というタイトルのキャラクターが描かれていた。ジェーンが描いたものらしい。思わず微笑むジェシーだった。
今度はペンキを買いに来たウォルター。ほかの客のカートの中身を見て、メスの材料だと気づく。買い物の内容が正しくない、一箇所で材料を調達するなと伝えたところ、逃げるように立ち去る買い物客。
ウォルターは一旦レジに並ぶが、思い出したように駐車場に向かう。そこには先ほどの買い物客が仲間と口論していた。ウォルターが近づくと強面の仲間が歩み寄ってくるが、ウォルターは「私のシマから出て行け」と一言言って、二人を追い払う。