アンダー・ザ・ドーム(Under The Dome):シーズン1 第2話 「放たれた火種」 あらすじ・ネタバレ


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バービーは男を殴った。後に分かるが男はジュリアの夫だった。バービーが一日待ってやるといって部屋を出ようとすると、男はバービーに拳銃を向けた。

バカな真似はよせと言って男に歩み寄るバービー。男の隙を突いて拳銃を叩き落す。2人はもみ合いになり、バービーが首にかけていた認識票もその中で外れてしまう。やがて男は銃によって撃ち抜かれる。

バービーはベッドで悪夢から目覚めた。電気をつけたところでジュリアがベッドルームのドアをノックする。バービーが叫んでいたという。バービーの無事を確認して部屋に戻ろうとする。バービーは自分の認識票を見覚えが無いかと尋ねるが、彼女は気にかけておくと言って出て行く。

リンダがデュークの亡骸を抱えていると、同僚が現れた。署長のペースメーカーが壁に触れた直後に弾けたことから、電源式のものは壁に近づくと危険だと考え、各所に伝達するよう指示を出すリンダだった。

ジョーは発作から回復し、休んでいた家から出てくる。長髪の少年も一緒だ。家のそばでは地面を掘る人々がいた。

この調子なら明日の三角法のテストは無くなると喜ぶ挑発の少年。ジョーはそれにヒントを得てドームのサイズを測ることを提案する。

ドゥディはラジオ局でロストした電波を拾おうとしていた。その時、「ドームが…」という交信が入ってくる。2人はそのことを町民に知らせるか迷うが、何もかも不明な今は不用意にこのことを放送すべきではないと判断する。

ラジオの向こう側ではジムがレストランの自家発電機を修理し、レストラン内に電気が戻ったところだった。

明るくなったところで階上から降りてくる女性二人。キャロリンとアリス(ノリーの母親)だった。ジムと挨拶を交わす2人。レストランのオーナーが2人はLAからやってきたと紹介する。会話の中で、キャロリンは精神科医であると分かる。

そこにリンダが現れ、ジムにデュークが死んだことを報告する。

翌朝、ジュリアは壁にボールを当て、外側の兵士達の意識を引こうとしていた。そこにバービーが現れる。ジュリアは認識票はやっぱり見当たらなかったと告げる。バービーは多分車の中にあるから、と気にしないように言う。

ジュリアは兵士達が無線で交信しているのを見て、車に乗ろうとする。どこに行くのか尋ねるバービーに、ラジオ局に行くことを告げる。

アンジーは地下で鉄の扉の影に隠れていた。そこにジュニアが入ってきたため、影から飛び出し、彼の隙を突いて扉を抜ける。しかし、地上に出るための扉がもうひとつあり、その鍵はジュニアが持っていた。

アンジーは叫ぶが助けは来ない。ジュニアは彼女を抱え上げ、地下室に戻し、今度は足に鎖を結びつけて行動を阻むのだった。自分にどうして欲しいのかと尋ねるアンジー。ジュニアはあのドームのせいでアンジーが病気になりおかしくなったから治してあげると言う。

病気と思うならば病院に連れて行って欲しいというアンジーだったが、ジュニアは病院にはバービーがいるからダメだと言う。バービーには初めて会ったと伝えるアンジーだったが、ジュニアは聞かなかった。

何も聞こうとしないジュニアに対し、アンジーはバービーほど最高の男は他に居ない、ジュニアは足元にも及ばないと言う。それを聞いたジュニアは無言で部屋を出て行く。

ジムはリンダとデュークを見取っていた。リンダは彼が死ぬ前にチェスターズ・ミルの秘密について何か言おうとしていたことを告げる。ジムは自分にはその内容に心当たりがないと言う。

そこに神父が現れる。名前をレスターという。彼は耳が悪いらしく、補聴器をつけていた。遺体の主がデューク署長だと分かり、驚くレスターだった。

リンダが遺体安置所を出て行くと、ジムは突然レスターの胸倉をつかみ、「俺達のブツを使っているだろう」と問い詰める。彼はあれはチェスターズ・ミルを救うためのものだと言った。

バービーはジョーたちと合流する。ジョーは三角法でドームの大きさの測定を終えていた。直径16kmで町がすっぽり入っていることをバービーに報告する。バービーはジョーの賢さに驚きつつ、引き続き頼むと言ってその場を離れる。

リンダが署に戻るとジムが署長室で探しものをしていた。ジムはデュークの遺言状をリンダに差し出した。遺言状には家や財産をリンダに譲るという内容だった。

ジムは警察署を出てレスターの待つ車に乗り込んだ。プロパンガスに関する書類は見当たらなかったとレスターに告げるジム。レスターにデュークの自宅を調べに行くように指示し、車で走り去った。

ドゥティの電波補足装置に驚くジュリア。実際に捕らえた交信を聞かせて欲しいと頼む。交信ではドームが腐食にも強いことを報告している。ジュリアはフィルを押しのけ、壁が「ドーム」と呼ばれていることを放送する。

レストランでは住人達がドームの放送を聞いて動揺していた。リンダ達警察はパニックが起きないように町民の統制を取るために努力する。しかし、警察の1人は明らかに動揺していた。

リンダと別の同僚が話をしていると、レスターが通りかかった。レスターはリンダに声をかけ、励まして歩み去る。その手にはリンダから盗み取ったデュークの家の鍵があった。

ジョーと長髪の少年がドームに沿って歩いていると、軍が外側から液体をかけていた。水をかけて液体が通るか確認しているらしい。ジョーは水が当てられている壁に手を触れ、自分の手が濡れたことから、ドームがわずかに水を通すことを知る。

バービーがコンビニで水とタバコを買っていると、ノリーが万引きしているのが目に入った。コンビニを一緒に出た二人だったが、バービーはノリーを責めることなくその場を立ち去った。その背後にはジュニアが迫っていた。

ラジオ局で交信を聞く3人。軍はドームが正体不明であることを報告し合っており、ジュリアはこれが軍の仕業ではなかったと驚く。

バービーはジュリアの夫を殺した家にやってきた。床に落ちていた拳銃を見つけ、中に弾丸が入っていなかったことを知る。つまり、ジュリアの夫はバービーを殺すつもりがなかったのだった。

また、本来の目的の認識票を見つけ拾い上げる。そこにジュニアが現れ、ここでアンジーと関係を持ったのかとバービーに問い詰める。バービーに殴りかかるジュニア。しかし、軍隊出身のバービーのほうがはるかに上手だった。

彼女にまとわりつくなと命じてその場を立ち去るバービー。ジュニアの目はひるむことなくその後姿を見つめていた。

レスリーはデュークの自宅に忍び込み、彼のオフィスの引き出しをひっくり返した。隠されていた書類を見つけ、それを燃やすレスリー。燃え始めた書類をゴミ箱に捨てるが、そのゴミ箱に足が引っかかり、火はカーテンに燃え移る。ジャケットで火を消そうとするが結果的に火を燃え広げることとなる。

引き続きジョーと少年がドームに沿って歩いていると、一匹の犬がほえていた。犬の前には切断された両足があり、本来上半身があったであろうドームの外側には血のあとが続いていた。おそらく誰かが片付けたのだろうと推測するジョージョーは犬を連れて行くことに決める。

リンダと同僚がパトカーでパトロールしていると、先ほど動揺していた同僚(ポール)が無理やり彼女達の車を停める。ポールは警察署から強力な銃器を持ち出してきており、やがて無法地帯になるであろう町の秩序を保つために必要だと言ってリンダ達に渡す。

その時わき道にバービーの姿を見つけたポールは彼に銃を向ける。しかし、デュークの家が火事になっていることを無線が告げたことにより、その場に居た全員で現場に向かう。バービーもリンダに言われてパトカーに乗り込んだ。

ジムも警察無線を聞き、デュークの家に向かった。すでに火に包まれているデュークの家。バービーが音頭をとって消火活動にあたる。ジムは彼の統率力に驚く。

その時家の中から助けを求める声が聞こえたため、リンダはジムの制止を聞かず、玄関のドアを蹴破り中に入っていく。リンダが家の中に入ったのを見たジムは車に乗ってどこかへ走り去る。

リンダはレスターを見つけ、彼を助け出す。そのとき家の隣のプロパンガスに火が燃え移り、爆発が起きる。危機一髪だった。

住民達はバケツリレーで火を消すために一丸となって努力していた。しかし、火は次々に燃え移っていく。途方にくれる人々だったが、ジムがショベルカーで現れ、火元であるジムの家を破壊し、火を止めるのだった。

アンジーは地下室で鎖に繋がれたまま脱出方法を探っていた。その時ジュニアが現れる。顔はキズだらけだった。彼はアンジーに「君の彼を殺した」と嘘をつく。しかし、アンジーはジュニアが嘘をついていることを簡単に見抜く。

ジュニアは渡すものがあると言って懐から封筒を取り出す。ジュニアはこれが僕達の理想だと言って地下室を出て行く。その封筒にはアンジーとジュニアが楽しげに写ったプリクラが入っていた。

火が収まったデュークの家の前。救急車で運ばれる直前のレスリーに彼の家で何をしていたのか尋ねるリンダだったが、レスリーは彼の葬儀のためのスーツを探しに来たと嘘をつく。

住民から褒め称えられるジムとリンダ。ジムはこの状況を皆で乗り越えようと演説をうち、喝采を得る。しかし、ポールがその前向きな雰囲気を打ち崩す。ポールはドームがあることで誰も逃げられないと言う。

落ち着くようにリンダと同僚。しかしポールは天に銃を向け、憎らしいドームに向かって数発発砲する。バービーがすぐにポールに飛び掛り、彼の拳銃を奪うが、先ほどの兆弾が不幸にもリンダの同僚の胸を撃ちぬいてしまう。

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