ウォーキング・デッド(The Walking Dead):シーズン6 第15話 「巡る因果」 あらすじ・ネタバレ


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キャロルが町を出る少し前。トビンがキャロルの家を訪れ、二人は時を過ごした。夜になり、トビンが寝込んでいるのを見届けて、キャロルは食料品を詰め込んだリュックを手に取り、家を出る。

ダリルはバイクにまたがり、ロジータやエイブラハムが声をかけるのを無視して、半ば強引に町から走り出た。その様子を見ていたグレンとミショーンが車で後を追おうとすると、ロジータもそれに同乗して走り出した。

そのころ、トビンがリックの元を訪れ、キャロルが町を出て行ったことを報告する。町の住人達数人が彼女の行方を捜していると、モーガンは彼女を外に探しに行ってくると申し出る。リックも彼の乗る車に同乗して外に出た。

キャロルは町のバリケードに使っていた車を盗んで走らせていた。集中を欠いていたキャロルの前に対応車が現れ、その車の荷台に乗っていた男がすれ違いざまに自動小銃を撃ち、タイヤをパンクさせられる。

キャロルは両手を上げ、戦闘力と物資の無さをアピールする。男はアレクサンドリアの存在を知っており、キャロルがそこから来たのだろうと言い当てる。そして彼女と共に町に戻れば中に入れるだろうから、一緒に町に戻ろうと言う。

それを聞いて呼吸を乱すキャロル。運転席にいた男たちのリーダー格がキャロルが倒れる前に捕らえようと言った途端、自動小銃の音が響き、男たちが次々に倒れた。キャロルはトビンの大きなコートを羽織っており、その中に銃を忍ばせていたのだった。

助手席に乗っていた男が意識を取り戻すと、一人車の影にいた男だけが息も絶え絶え生き残っていた。助手席の男は、瀕死の男を見捨て、その場を離れる。

そこにリックとモーガンの車がやって来る。二人は瀕死の男とキャロルが乗っていたと思われる車を見つけて車から降りる。瀕死の男にキャロルの居場所を尋ねるが、答えられなかったため、リックは男の頭部にナイフを突き立ててとどめを刺した。

リックは男4人を排除したキャロルの戦士としての実力を褒め、モーガンにもやるべきことをやれと嫌味を言った。そのとき、モーガンが道のはずれの茂みの中に痕跡を見つけ、二人でその跡を追う。

二人がその場を離れたあと、先ほどの助手席の男が戻ってきて、二人の後ろについて歩いた。

グレンたちはデニースが死んだ場所を訪れた。その場にはダリルはいなかったが、彼のバイクが脇の茂みに隠されていた。

グレンはダリルがドワイト達を追っていったのだと考え、ロジータに彼らの消えた方向を案内させる。

グレンの読み通り、ダリルは周辺にいた。彼は自分がドワイトを救ってしまったせいでデニースが死んだのだと考え、自分を責めていた。グレンやミショーンの説得に応じず、探索を続けるダリル。ロジータも町に戻れないと言ってダリルと行動を共にし始める。

グレンとミショーンが二人で行動していると、森の中に口笛の音が響いた。気が付けば銃を構えた数人の男に囲まれており、その中にはドワイトの姿もあった。

リックとモーガンは痕跡を追ううちに血痕を見つけた。キャロルのものであれば、かなり失血していると思われた。

彼らが訪れた場所には農家があった。真新しい遺体が散在する敷地。農家の付近で一人の男がウォーカーを排除していた。リックが銃を構えて男に声をかけると、男は物陰に隠れた。

引き続き声をかけ続けるが、数体のウォーカーが近づいてきたことから、男はその場を走り去り、リックたちがウォーカーを排除し終わるころには行方をくらませていた。

その後、モーガンはリックに町に戻るように言った。彼は不殺を貫く自分がキャロルを見つけて戻ると約束した。リックはキャロルを彼に託し、車への道を戻り始めた。

リックが町に戻ってもミショーンたちはまだ戻っていなかった。エイブラハムと門の外を見て、彼らが無事に帰って来るのを待つリックだった。

マギーはイーニッドに頼んで長い髪を切り、ショートカットにした。前へ進むための決意の表れなのだと言う。満足げにいたマギーだったが、突然の腹痛に苦しみ始める。

捕らわれのグレンたちを救うため忍び寄るダリルだったが、ドワイトに背後を取られてしまう。ロジータも同様にほかの男に詰め寄られ、降参の意思を示した。

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