ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第6話 「追いつめられた二人」 あらすじ・ネタバレ


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無線で荒野の住人を訪ねて様子を見てくるよう指示を受ける警察官。彼は指示された住宅まで行きドアをノックするが住人は出てこない。

家の周囲を回りながら中を観察していると、スーツのジャケットが2枚、もの干しにかけられているのを見つけた。また、家屋のそばの物置に倒れた女性の姿遺体があった。

慌てて応援を呼ぶ警官。家屋に向かってショットガンを向け、呼びかけると一人の男が現れた。跪くように命令する警察官だったが、彼は跪かない。そのとき警察官の後ろから斧を持ったもう1人の男が襲い掛かった。

スカイラーから離婚届を見たという電話を受けたウォルターは、その連絡に淡々と応じる。その態度は冷たい。

金を使えないと言うスカイラーに、すべての生活費は自分が払うと言って電話を切ったウォルター。彼が電話を受けた場所はモデルルームで、セールスマンにその部屋を備え付けの家具ごとすべて借りたいと言った。

グスタボがファストフード店で新人教育をしていると例の2人組みの男が店内に入ってきてボックス席のひとつに腰掛けた。

ジェシーは部屋でスキニーとバッジャーと話をしていた。ジェシーが作ったメスの結晶は十分に透明で大きなものだった。

再びビジネスを始めようと言うジェシー。保守的に売っていけばコンボの悲劇は起こらないと再開することを約束する三人。手際よく2人に指示を出すジェシーは見違えたようだった。

ジェシーの自宅の外にはハンクが見張りをしていた。

ウォルターは手作りのサンドイッチを紙袋に詰め、作業着に身を包んだ。

その後フリンを学校まで送る道中で、彼の不満を聞くが、父さんはいい方向に転ぶと思っていると伝える。

グスタボがファストフード店に出勤すると、また2人組みが席に座って待ち構えていた。いぶかしむ店員もいたが、彼は放っておくように言う。

作業着姿でクリーニング工場に入ったウォルターは、作業員の1人に視線を送り地下のラボへの入り口を開けさせる。

ラボに入ると1人の気弱そうな男がいた。男はゲイルといい、経歴書をウォルターに見せ、あたかも通常の研究室の助手として応募してきたように見えた。しかし、やはり彼はメス製造の助手としてその場に来たのだった。

一仕事終えて一杯引っ掛けながら2人は彼らの「研究」について話をした。ゲイルはウォルターに質問をぶつけ、ウォルターが答え始めるとゲイルはすぐに彼が言わんとしていることを理解した。

ゲイルの優秀さから彼がなぜ犯罪に手を染めることになったかと問う。ゲイルは純粋に化学を愛しており、ラボで実験をすることが好きなだけだった。彼は世の中にはいずれにせよ犯罪があふれており、彼が犯罪者になることは大した事ではないと考えているのだった。

ハンクはジェシーの自宅を見張り続けていた。車内にはファストフードのごみが大量に積み重なっていることから彼が数日そこにいることがうかがえる。

マリーが電話をしてきて、自宅に帰ってくるように言うが、ハンクは動かない。ハンクはジェシーは絶対にクロだと言う。マリーはジェシーのことを知っていそうな心当たりがあると言う。

ウォルターの電話が鳴る。電話の主はハンクだった。ハンクはジェシーがキャンピングカーに乗っていたか知らないかと尋ねる。

ハンクとの電話を終えたウォルターはジェシーに電話をかけるが、何かを思いついたように電話を切った。すぐにソウルにかけなおし、車のことがバレたので車の処理をどのようにすればよいか相談する。

ハンクに見張られて身動きが取れないジェシーの代わりに自分で車を処分しにいくように答えるソウル。ウォルターは怒りながらも自ら動くことを決める。

バッジャーはいとこの修理工にキャンピング・カーを改造してもらっていた。そこにウォルターが乗りつけ、証拠を消して荒野で車を燃やすと言う。

ジェシーへの連絡は住んでいるのかと問うバッジャーにほっとけと言うウォルター。バッジャーはすぐにジェシーに電話し、車のことを告げる。

ジェシーは慌てて自宅を飛び出した。ハンクがその後を追う。

ウォルターが廃車業者に作業を依頼したあと、ジェシーが車内に飛び込んできた。ウォルターに食って掛かろうとするジェシーだったが、ウォルターは彼を無視して外の様子をうかがう。その時ハンクの車が廃車工場に入ってきたのが見えた。

車に閉じこもる2人。車のドアをこじ開けようとするハンク。危機一髪のところで廃車業者がハンクに声をかける。業者はキャンピングカーが住居にあたり、断りがないまま侵入するのは住居侵入の罪に問われると告げる。

業者の理論攻撃にひるまないハンク。車の外壁のテープをはがし、それが弾痕だと言う。そこでウォルターはジェシーに指示を出し、「どうしてテープをはがす前にそれが弾痕だと分かった」と言わせる。弾痕とする根拠が裁判では証拠にならないためだ。

続いて「ここは個人の住居なので手を出される筋合いはない」とも言わせる。それを受けて令状を取るために一旦自分の車まで下がるハンク。

車の2人は考え抜き、ウォルターはソウルに電話をかけた。ソウルの助手が市警を装ってマリーが事故にあったとハンクに電話したため、ハンクは慌てて病院に向かった。

病院でマリーを探すハンクの元に、マリーから「夕食はいる?」と電話が入り、彼は騙された事に気づく。

その間にウォルターとジェシーは車をスクラップにしてしまうのだった。

グスタボは荒野で2人組と会っていた。2人に待てというグスタボ、待てないという2人組。

グスタボは実際にトゥコを殺したのはハンクで、彼を殺して満足してくれと言う。

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