ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第4話 「ゴーサイン」 あらすじ・ネタバレ


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キャンピングカーで荒野のガソリンスタンドに乗りつけるジェシー。給油後にレジで現金が無いことから、キャッシャーの女性にメスと交換でガス代とタバコ代を免除してもらうように交渉する。

そのとき店内に警官が入ってくるが、ジェシーは動揺しない。真後ろに並ぶ警官にも全く動揺せず、そのままメスで支払いを済ませるのだった。

ソウルのオフィスに例の片付け屋(マイク)が入ってくる。持ち込んだのはウォルターとスカイラーの大喧嘩の盗聴結果だ。スカイラーがテッドと寝たと言ったことから、売り言葉に買い言葉でのやり取りとなる。

スカイラーが「好きにすればいい」と言ったことから、ウォルターは「じゃあ、テッドを好きにする」と言う。それを聞いたソウルは悪い結果だと頭を抱える。

ウォルターはテッドのオフィスに乗り込み、話をしたいと大騒ぎする。話をしたいといいながら部屋に立てこもるテッドに対して非常に攻撃的な態度を取る。最後にはオフィスの植木をテッドのオフィスの強化ガラスにぶつけるが、やがてオフィスの警備員に取り押さえられて外に連れ出される。

再びオフィスに殴りこもうとするウォルターだったが、そこにマイクが車で乗りつけ、誘拐するようにウォルターを連れ去っていく。

ソウルのオフィスで話し合うウォルターとソウル。ソウルは励まそうという気持ちからか妻の浮気なんて、という調子で話をするが、その中でウォルターは自分が盗聴されていたことに気づく。

ソウルに掴みかかるウォルター。2人は床で転がるように争うが、マイクがウォルターを引き剥がす。ソウルにクビを告げつつ、盗聴器を外すように言うと、怒り心頭のウォルターはオフィスを出て行く。マイクはその後を追って盗聴器を外しに向かう。

家に仕掛けられた盗聴器を外し終わったマイクは、去り際に「誰かに監視してもらっていたほうがいいこともある」と言い残す。

ウォルターが化学室での授業で一言も発しないため。副校長が様子を見に来た。

副校長のオフィスで最近のウォルターの様子を伺う副校長だったが、ウォルターは集中していない様子である。真剣に心配している旨を話す副校長に対し、軽々しい態度を取るウォルター。

ソファで話をしながら、ウォルターは副校長にキスをしようとする。副校長は怒り、部屋を出て行く。

ハンクを空港に送ってきたマリーは車内で不機嫌を隠さない。これはマリーが住みたいと言っているワシントンDCへの通過点だと言い張るハンク。車を降りたところで携帯が鳴り、ブルーのメスが見つかったという報告が入る。それを聞いて飛行機に乗らずにタクシーに乗り込んだのだった。

高校の駐車場に荷物いっぱいのダンボールを抱えたウォルターが出てくる。ジェシーが駐車場の車内からウォルターを呼び止める。ウォルターはクビになった様子だ。

ウォルターが車に乗るとジェシーはグスタボを紹介して欲しいという。拒否するウォルターだったが、何もとりえの無い自分にはメス作りしかないと諦めないジェシー。ウォルターは参加しないと言うが、ジェシーはそれでもいいと言う。

ジェシーが車の後部座席から取り出したかばんにはブルー・メスが入っていた。それを見たウォルターは怒り、この製造法を考えたのは自分で、こんな粗悪品では取引することは許さないと言う。

わけの分からないウォルターの怒りに困惑するジェシーだったが、2人は決別し、ジェシーは走り去るのだった。

スカイラーはテッドとの逢瀬を繰り返していた。テッドがなぜウォルターとこじれたのかと問うと、聞かないで欲しいとだけ答えたスカイラーはテッドの部屋を出て行く。

取調室でブルー・メスの所持者を取り調べているハンク。しかし、有用な情報はなく、頭文字が「マ」でベージュのパンツを穿いていたとだけしか出てこなかった。

しかし、ハンクはこれでハイゼンベルクが復活した証拠になると喜ぶ(心はエルパソに行かない理由ができたと喜んでいる)。それを見たゴメスはエルパソに行かない理由にするには不確実で、ハンクの気持ちが分からないと言う。

ソウルのオフィスにやってきたジェシーは、ソウルに自分が作ったブルー・メスを見せ、グスタボを紹介しろと言う。

マイクはグスタボとどこかの駐車場で会い、ウォルターのガンの経過はいいものの精神的にはどん底であること、またドン・サラマンカの配下がウォルター家の周りをうろついていることを報告する。

加えて、ジェシーが取引したいと言っていることを報告するが、グスタボはジャンキーとは取引しないと一蹴する。しかし、ウォルターとジェシーがコンビを解消するつもりだと告げると、ジェシーと取引すると答える。

荒野のガソリンスタンドで車を停めるハンク。携帯にメッセージが入り、エルパソ側から催促されているというものだった。

ハンクは店内に入り、キャッシャーの女性を問い詰める。ブルー・メスを見せられた女性はジェシーの外見を思い出せるだけ思い出して語るが、目が綺麗な青の白人で、キャンピングカーに乗っていたこと、色は白と茶色っぽかったというが、それ以上の情報は出てこない。

レジ上の防犯カメラも実は飾りで動画は残っていなかった。腹立たしさを隠せないまま車に戻ったハンクだったが、その時店外のATMが目に留まる。ATMにはカメラが付いており、給油機周り全体が映っていた。

ウォルター家の食卓。フリンは気まずい雰囲気を解消しようと話を振るが、両親は話に乗る気がない。新聞を読みふけるスカイラーと、魂が抜けたような様子のウォルターだった。

高架下で取引をするジェシー。ブツを渡すと無言で紙袋に入った金を渡された。しかし、中身は半額だった。取引相手を呼び止めたジェシーに、相手は「それはお前の分だ」と言って走り去る。

ハンクは上司のオフィスでATMのカメラから車種を特定し、その車種で登録されているのは29台だけであり、あとは1台ずつ調べれば良いと報告する。しかし、上司はエルパソに行く気があるのかと問い返す。悩むハンクだったが、この件が片付いてからしか行けないと言い張り、了承を得る。

車で郊外の交差点に差し掛かったウォルター。信号停車をすると、急に隣に車をつけられ、紙袋を投げ込まれる。運転手は「取り分だ」とだけ言って走り去るが、その紙袋の中身は札束だった。

One thought

  1. 管理人さんへ。
    ウォルターはクビになった様子だ。
    →停職処分だという、記事を読んだことがあります・・・。
    このエピソードのウォルターは、感情をむき出しにして行動する情けない男に成り下がってますが、マイクは、こういう激昂するウォルターのことを時限爆弾みたいな男と称して、仲間としては組めないと後のエピソード中で語るのは納得ですね・・・。

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