ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン2 第8話 「ソウルに電話しよう!」 あらすじ・ネタバレ


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ベンチに腰掛けているバッジャー。細身の男が隣に腰掛け、クスリが欲しいという。男が警察ではないかと疑うバッジャーだったが、最後は男を信じてクスリを渡した途端、正体を明かした男(アルバカーキ市警)に確保されてしまう。


ジェシーのアパート。弁護士事務所のテレビCMが流れる部屋で、ベッドを共にしたジェシーとジェーンが話をしている。ジェシーマリファナを吸おうと誘うと、機嫌が悪そうに部屋を出て行こうとするジェーン。ジェーンはジェシーにコインを投げ渡し、更正して18ヶ月記念のコインだと教える。

土曜日に週末出勤するスカイラーを見送るウォルター。スカイラーが出て行った後にマリーから電話がかかってくる。ひどくうろたえた様子だ。

ウォルターがハンクの家を訪れると、マリーはハンクが昨日突然自宅に戻ったことを告げる。単身赴任先のエルパソで酷い状況に遭遇したためショックを受けているようだ。

引きこもっているハンクと顔をあわせるために部屋に入るウォルター。強がるハンクだったが、精神的に弱っているのは明らかだった。辞令を受けてアルバカーキに送り返されたのだという。

今の精神的状況を相談する相手がいないというハンク。ウォルターは自分と人生の経験が違うため、相談しにくいという。ウォルターは自分もこの50年間おびえて暮らしてきたが、ガンと診断されてからは良く眠れるようになった、恐怖におびえる今のハンクにアドバイスできると言う。

ジェシーのアパートで金を分ける二人。バッジャーの分が少し足りなかった。ジェシーが電話をかけるが出ない。代わりにコンボにかけると、バッジャーがおとり捜査に引っかかって捕まったことを告げられる。

アルバカーキのオフィスに出勤するハンク。呼吸を整えて思い切ってフロアに向かう。カラ元気ながらいつもどおりに振舞い、ゴメスを自室に呼んで最近の状況を報告させる。ゴメスはこれからバッジャーに会いに行くといい、ハンクを連れ出す。

取調室で先ほどのベンチの男に取調べを受けるバッジャー。その時、先ほどジェシーの部屋でCMが流れていた弁護士、ソウルがやってくる。非常に商業的な雰囲気のソウルは畳み掛けるようにバッジャーに話しかけ、まずは誰かに弁護費用の4,650ドルを依頼するように言う。

車でソウルの事務所の前にやってきたウォルターとジェシー。以前にエミリオは2度もソウルに救われたそうだ。しかし、互いに顔を見られたくないという理由で中に入ることを避ける。最終的にコイントスでウォルターが入ることになる。

変わらず調子のよいしゃべり方をするソウル。今回の件はハイゼンベルクを探しているDEAが出てきたので、少し厄介になったという。しかし、バッジャーがDEAとの取引に応じてハイゼンベルクのことを話せばすぐに釈放されるだろうと告げる。

これを聞いて慌てるウォルター。なんとかバッジャーを口止めさせるように依頼するが難しいと答えるソウル。しかし、1万ドルなら?というウォルターの一言で足を止めた。車に戻ったウォルターは、ソウルは金を受け取らず、さらに警察に電話すると言われたという。

夜のソウルのオフィス前。車に乗り込もうとするソウルをマスクをした二人組が誘拐する。

荒野の墓穴の前に座らされ、銃を向けられたソウル。マスクをした男が昼間に仲間から金を受け取らなかったからこのようなことになっていると脅す。ソウルは自分を殺すのではなく、バッジャーを殺せば身元もバレないだろうというが、男はそれを拒否する。

しかし、銃を向けていた男が激しく咳き込んだことにより、その男がウォルターだとバレる。事情を悟ったソウルは二人に自分を雇えと説得する。契約を結んだ二人に対し、二人の身元をばらさない様に取引するには身代わりが必要だと言う。

ソウルは金を払えば服役してくれる人物のあてがあった。身代わり商売をしているジミーという。8万ドル払えば彼が喜んで捕まってくれるのだ。

おとり捜査のために外のベンチに座るバッジャー。周りを警察が見張っている。その様子を見に来たジェシーとウォルター。

しかし、バッジャーの隣に座ったのは別人物だった。ジミーは遅れてやってきて隣のベンチに座る。慌てて車を動かすウォルター。ジミーの顔を知らないバッジャーは隣に座った人物がジミーと思い、話をしようとするがかみ合わない。

ウォルターはジェシーを車から降ろし、バッジャーに教えて来いと言う。ウォルターはハンクの車とバッジャーの間に入るように車をつけ、視界をふさぐ。その間にジェシーがバッジャーに隣のベンチの男だと教える。

何とかハンクに見つからずに引き上げたジェシーを拾い、車で立ち去る二人。ジミーは逮捕されたが、ハンクは疑う表情を見せていた。

ジェシーのアパート。家具らしい家具はなかったが、やっとキングサイズのベッドが届いていた。

ウォルターの化学室。テストの採点をしているウォルターの元にソウルがやってくる。今後も継続的に弁護士として自分を雇わないかと売り込みに来たのだった。もっと稼ぎたいなら「ソウルに電話しよう!」とCMのセリフを述べて部屋を出て行く。

One thought

  1. こんにちわ
    調子のいい弁護士のソウルって、ウォルターらの無理な頼みにも迅速に対応してくれるし、意外と有能なんですよね。好きな登場人物でした。

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