ブレイキング・バッド(Breaking Bad):シーズン3 第8話 「復讐の裏側」 あらすじ・ネタバレ


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病室で患者用のガウンから私服に着替えるジェシー。背中にはまだあざが残っており、その痛みで着替えにも一苦労している。

病院の外で迎えを待つジェシーの横に救急車がやってくる。医師と救急隊員の話から、撃たれた白人男性だと分かる。車から下された患者の顔が見えるが、それはハンクだっが。

やがてスキニーがジェシーを迎えに来る。気分はどうだと尋ねる彼に、ジェシーは最高だと答える。

ゲイルはクビになるのが納得いかないとウォルターに訴えている。食い下がるゲイルだったが、非論理的な部分で彼と自分が合わないことを伝え、納得してもらおうとする。

そこにジェシーが現れる。ゲイルはウォルターの説明に対して納得しかけていたが、突然現れた騒がしいヤンキーがウォルターを「相棒」と呼んだことで、さらに納得がいかなくなるものの状況を悟る。

ゲイルが立ち去った後に早速調理を始めようと言うウォルター。しかし、ジェシーは今日誰とも話をしていないのか?と聞く。ラボは電波的に遮断されており、電話はしていないと言うウォルター。ジェシーはハンクのことを伝える。

病院に駆けつけるウォルター。病院の待合室にはマリー、スカイラー、フリンのほか、ハンクのボスとゴメスがいた。

事情を聞くウォルターに対し、麻薬カルテルを示すタトゥーをした2人組に襲われたこと、男たちのうち1人は即死、もう1人は重体で同じ病院に入院していることを答える。その中でハンクは銃が無いまま2人をやったことを答えると、マリーは銃を取り上げられていたことに対して激高し、ハンクのボスとゴメスを部屋から追い出す。

その後マリーの怒りの矛先はウォルターに向く。ジェシーとウォルターにつながりが全くなければ、ハンクがジェシーを追って今回のようなことになることはなかったと主張する。言い返す言葉も無いウォルターだったが、スカイラーがマリーをたしなめ、その場は収まる。

ウォルターがハンクの手術を待つ間、ジェシーは大声を張り上げたり、機材のタンクを叩き鳴らしたりしながら、子供のようにラボの中を歩き回っていた。その姿は暇を持て余している様子だった。

病院でウォルターを呼び出す放送が入る。ウォルターは待合室を出て、電話に出る。ジェシーがウォルターの携帯に繋がらないので、ラボの固定電話から病院にかけたのだった。彼はウォルターが飛び出してから約1日待っているらしい。

メスの納期まで日がないことから、自分ひとりでも作業を始めるというジェシー。複雑な機械が多数あるため、何もするなというウォルター。その時スカイラーが出てきたため、彼は話途中で電話を置いた。

4人で病院の食堂に食事に来たところ、マリーがフォークの水滴のあとをことさらに不潔扱いし、このような病院で夫が助かるか不安だと、精神的な不安定さを見せる。それに対しウォルターは自分もこの病院で手術を受けて助かったことを話し、マリーを安心させるよう試みる。

グスタボの電話が鳴った。電話の主は2人組のボス(叔父)だった。自分は命令してもいないのに、DEAを襲って返り討ちにあったことについて、グスタボが何か知っていると思って電話したとのことだった。彼は生き残ったもう1人に対して良い弁護士をつけて話を聞くと言う。

ハンクの手術は何とか成功し、一命を取り留めたようだ。マリーやスカイラーに必要なものを自宅から取ってくると言って待合室を出るウォルター。

階下にはゴメスをはじめ、DEAのメンバーが集まっていた。ハンクを撃った犯人を見たいかと言うゴメス。ゴメスに連れられて病室に向かうと、男の1人がベッドに横たわっていた。

男はウォルターの存在に気づき、ベッドの掛け布団を跳ね除ける。彼の両足は切断されており、自力で動ける状態ではないが、彼は体につなげられた医療機器を取り去り、ベッドから落ちるようにして這い出、呪いの目を向けながらウォルターに近づく。

その場にいた人々は誰も身動きが取れなかったが、その時病院の関係者が慌てて病室に入り、彼を抱え上げてベッドに戻すのだった。

ラボで悪ふざけをして時間を潰すジェシー。しかし、そこにグスタボの部下が入ってきて、「何で作ってないんだ?」と問う。

ジェシーは再度ウォルターに電話をし、メスを作っていないことを怪しまれていると告げる。ウォルターはまずいと思いつつ、ふとトゥコにとらわれたときのことを思い出した。

トゥコが誰かが迎えに来ると言っていたことについて、ジェシーにも記憶を探らせると、やはり従兄弟が迎えに来ると言っていた。そこでウォルターは例の男が自分に呪いの目を向けたことに合点がいく。

その後、ウォルターのもとにグスタボからの電話が入った。作業が遅れていることに懸念を示すグスタボ。ウォルターはゲイルが作業に失敗したせいで、それを取り戻すために外回りしていると言い訳する。そのため今週分は遅れる見込みだが、代わりに来週は400ポンド用意する(ノルマは200ポンド/週)ことを約束する。

ウォルターがゴメスと話をしていると、ゴメスの電話がなる。ファストフードのポジョスのオーナーが事件を聞きつけて食事の差し入れを自ら持ってきてくれたと言うのだ。それを聞いたウォルターは顔を青くする。

待合室でグスタボと話をする4人。グスタボはDEAのオフィスでハンクに会った事があり、ウォルターの病気のことも聞いていたことを告げる。

グスタボを送りながら、ハンクが襲われた理由や他に家族が襲われる危険がないかと尋ねるウォルターだったが、グスタボは2階の男は瀕死だから心配はない、と言ってその場を離れる。

その後すぐに病院のロビーがにわかに騒がしくなる。2階(重症の男)に動きがあったといって皆階上に駆け上がった。男は容態が急変し、心配停止に陥っており、その後死亡が確認された。

グスタボの元に2人組のボスから電話がかかってくる。状況からしてグスタボが仕込んだとしか思えないという彼。グスタボは冷静になって状況を調べなおせと言うが、すぐに復讐してやると言う。

その時、ボスの家屋の敷地内で大きな音がし、部下が様子を見に行くと銃声が聞こえる。慌てて銃を構えて様子を見に行こうとするボスだったが、扉を開けたところで乱射を受ける。

電話が繋がったままだったため、その音を聞いていたグスタボだったが、自ら電話を折ってゴミ箱に捨て、電話番号から追跡されないようにするのだった。

2 Thoughts

  1. 管理人さんへ。
    以下、訂正箇所の指摘です。
    もう1人は重態で・・・
    重体で・・・
    スカイラーがマリーたしなめ
    マリー「を」たしなめ・・・
    心配停止に陥っており、
    心肺停止に・・・

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